【日曜に考える】「経験豊かな大人」が大学院で学び直す意味
NewsPicks編集部
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社会人になってから、修士課程に行って学び直し、しばらく働いたあとに、博士課程に行って学び直し、また働いています。
自分の経験で得た知に頼っていると、結果は出やすいのですが、成功体験からか、なんか経験外の他の知への感受性や吸収力が弱まっていく気もして。
学び直しのメリットは、自分の経験だけでは得られない知を効率的に楽に得られることもですが、そのような経験外の他の知への感受性や吸収力が蘇ることな気もします。
学び直したあとも、しばらくはその感受性や吸収力は高まったままなので、経験的にはしばらくはとても思考が柔軟になる感じ。
ただ、学び直しを怠ると、自分の経験から得た知、すなわち、また過去の成功体験に固執して今や未来を考えてしまうので、学び直しはずっとやっていきたいと思っています。
また大学院に行ってもいいし、知が詰まった本をじっくり読むなど。
人生が長くなっているのに、10代や20代で他の知を学ぶのをやめてしまうのは、もったいない気がします。
注目のコメント
MBAの価値については私も含めいろいろな人が、いろいろなことを言っていますが、この流れで1つだけ言うと、「学ぶとは必ずしも知識を得るだけではなく、知識を捨てる(正確には思い込みから自由になる)ことも重要で、後者のほうが実は(ダイエットと同じで)難しい、特に1人では難しい」と思っています。
確かに、私も大学時代に学んだ経済学は抽象的過ぎて頭に入りませんでしたが、エコノミストを5年経験した後に大学院で経済学学んだ時には、使える理論・使えない理論も含めて頭にすらすら入ってきたことを鮮明に記憶しています。