新着Pick
412Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
米国が20世紀に一強たりえたのは、世界中から貪欲に最高成績の学生、研究者を集め続けたから、というのは、異論がないところでしょう。移住も可能で、成功者には地位も富も与えられました。ユダヤ人を排除したドイツに替わって、米国はユダヤ人を受け入れ、第2次世界大戦に勝利しました。
 それでは、米国は後ろ向きで閉鎖的な国になったのかというと、そう単純でもありません。まず、新型コロナウィルスの流行で、授業がオンライン化して、入国が難しくなっているのは、全世界共通です。
 留学先の多様化というのは確かに起きていて、最も台頭著しいのは、中国です。中国では、日本よりもはるかに多い、50万人の外国人留学生が、学位をとるために留学してきています。米国は、やはり学費があまりにも高くなっています。
 ただし、中国が、米国と比べて、外国人に気前よく地位と富を与えるか、国籍を与えるかというと、そんなことはありません。中国に留学すれば、一帯一路に乗ってアジア、アフリカの各国でチャンスがあるかもしれませんが、あくまで中国企業に使われるだけです。
 今なお、米国は世界のほとんどの国よりも外国人が就職しやすくて、開かれた国です。
 米国にとって、留学生を受け入れるということの意味も変化しました。学位をとるために留学してきている外国人120万人の内、30%は中国人、15%はインド人です。米国は冷戦中、将来のパワーエリート候補を世界中から米国の大学へ留学させることで、影響力を広げました。米国は中国人留学生を受け入れ続けることで中国を変化させることができるのかどうか、確信が持てなくなったのでしょう。
 よほどの変わり者でなければ、大金を積んで先進国へ留学して学位をとるのは、自国のパワーエリートになることに直結しているか、さもなければ先進国へ移住するキップになるからです。その意味で、日本人が米国へ留学する価値は比較的少ないです。米国の大学が、そういうチケットとしての価値を持ち続けているかというと、相対的には価値は低下しているでしょう。これは、米国の国際的な影響力の問題であり、各国の内政の問題でもあります。今や内向きなのは世界中がそうで、インドの首相もブラジルの大統領も、フィリピンの大統領さえ、留学の経験など無く、大衆との近さをアピールした方が権力につながる時代です。
世界中の才能を集めていたアメリカの大学にピンチが訪れています。年間500万円もざらの学費はそのままに、すべての授業はリモート。なによりトランプ政権が、全リモートの大学への留学生は全員帰国させる令を出したことで(現在は撤回)、総スカンを喰らいました。

その最前線をQuartz(https://qz.com/japan/)がレポートしています。
米国大学に行ったことの強みを振り返れば、やはり学生の多様性。米国は他国の大学と比べても特に様々なバックグラウンドの学生がいることから、米国のカルチャーのみならず他国・他地域のカルチャーも、クラスメイトや教授を通して学べるというのが本当に大きかったです。

オフラインでの偶発的出会いが消えた今、「大学行く価値がなくなった」と嘆くよりも、まず「大学キャンパス以外でどうやったらその環境・コミュニティを作り出せるか」を考えてみると、良いヒントが見つかるのかもしれません。オンラインでただ学びの部分を補うだけでは、大学として充分ではないでしょう。
学部生として大学のプログラム履修目的で留学するのと、大学院生やポスドクとして留学するのかによって話は異なると思います。ここでは研究者として後者についてコメントします。
アメリカに研究者として留学することの価値は高いです。まずもって研究者の層が違います。トップ校ともなると一流の研究者が複数存在します。研究室に滞在して日常的に議論するだけでも相当刺激的です。その状態はよほどそうした研究者のヘッドハンティングによる大移動でも起こらない限りすぐには変わらないでしょう。
日本の研究者は、研究、教育、大学運営のマルチタスクを担っています。アメリカの研究者もそれらに関わってはいるものの、やはり配分は異なります。
研究能力に優れた人が研究をしっかりやっている環境にいると、トッププレイヤーとのつながりや共同研究の機会、ディスカッションをもとめて各国から人が集まります。それは魅力的な環境といえます。
大学や研究者に求められる期待や役割が異なることによるのでしょう。どちらか良い、悪いとは言い切れませんが、実際人には向き不向きなどの特性もあるので、日本でももう少し役割分担が進んでもよいのではと思います。
まあ良い改革の機会なのではないでしょうか、今まではブランド商売で、値下げ努力ゼロ+言い値で売れていたのが、 (もう少し) 健全なマーケットプレッシャーに晒されるという意味で ワタシの働く大学にも多いに当てはまるのですが

あ、この↓手がありましたねぇ こうしたメリケン大の分校 (中国が殆どです インドは制度的に出来ないそうです) では、3、4年生は米国キャンパスでやる、というプログラムがおおいので、コロナが収まるまでの囲い込みにはなりますねぇ ワタシの知る範囲では、学費は現地標準よりは高いですが米国キャンパスほどではないので、トータル4年ではお得かもです ミシガン大の場合だと (上海交通大の中にあります**)、大学院への足がかりに使うコが多いようですねぇ これから増えてくるかもですねぇ、このパターン

「ニューヨーク大学(NYU)が7月半ばに発表した、「ゴー・ローカル」プログラムで、米国に渡航できない学部生2300人と大学院生800人をNYUの上海キャンパスに迎え入れる計画だ。」

** ちょと不正確でした ミシガン大分校では無く、ミシガン大と上海交通大の"共同大学" という感じでしょうか 入学者は上海交通大学の学生さんから選抜、ミシガン大学に3年生で編入するかは選択で、そのまま卒業してもミシガン大学の学位 (米国の学位) が取れるんです 設立した時 (15年前ぐらいですかねぇ) 中国内初だったようですよ、そういうの ワタシも夏教えに行った事がありますが、エイゴが上手でびっくりしました 今は大学院もあります (こちら米国学位とは別) コレ、単なる分校より、もう少し学生さんへのメリットがあるので、増えてくるかもですねぇ、このモデルも
アメリカのビザ問題からコロナ禍による対応でヨーロッパやカナダへと優秀な留学生が移っているのは事実ですが、だとしてもまだアメリカの名門大学出身のコミュニティーに憧れる人は多いと思います。そもそもアメリカへ留学しようと思う学生たちの中ではアカデミック的な魅力もあると思いますけど、アメリカを中心としたグローバル的人脈を構築することに魅力を感じる人も多いですからね。
オンラインとリアルのハイブリッド式で米国に留学しましたが、コストは抑えら効率的で有意義な経験でした。
確かに対面で得られることも多いですが、逆にいうと無駄も多いと思います(家族の有無や人生のステージによっては無駄を省きたいと考える人もいると思います)。
何よりも仕事を辞めなくて済むのがいいですね。大学のケーススタディで学んだことをリアルの世界で直ぐに試すこともできます。
一時的なコロナ禍の混乱で、一時的にアメリカの名門大学への留学の価値は下がったかもしれないが、以前、アメリカは留学先として魅力的な国であることは間違いない。

一時的にオンライン授業はあったとしても、明らかにこれが未来永劫続くわけではないし、今後はハイブリッド型が主流になることでしょう。

引き続き、アメリカの名門大学に進学することにより得られる価値は他国と比較しても高い状況は続くでしょう。

御幣を恐れずに言えば、大学は研究や理論学習が全てではない。
ブランド、そのブランドによって切り拓かれる機会(就職や資金調達、協力者集め)、同世代の知のネットワーク、アルムナイとのつながり。

特に、(軽視されがちだが)アルムナイのネットワークはすごい。アルムナイネットワークから得られる支援がすごいのだ。私もこれまで会ったこともない先輩であったとしても、アルムナイネットワークを通して出会う事ができたり、自分の事業を支援してもらったりアドバイスをもらっている。

これは日本の大学では考えにくいですね。
圧倒的に強い留学地の米国が今の閉鎖姿勢を2年続ければ、世界の大学事情が変わる。日本も既にアジア・欧州の、本来なら米国に向かった層から留学する意向を受けている。日本の大学はこの機を活かし、オンラインは当然、オフラインも早く開いて受け入れ態勢を強化するのがよい。
とは言え、オンラインでも学べる授業が多いアメリカの大学に対して、リアルでも駄目なのにオンラインだと聞くに堪えない授業の多い日本の大学は、もっと問題では?コロナショックは、国際的に評価の低い日本の大学教育を変えるチャンス!