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私の地元、北海道で圧倒的な人気と存在感を誇るセイコーマート。店舗数は北海道内で1,100店舗で30%のシェア。JCSIのコンビニの顧客満足度調査でもセブンを上回り一位を記録。
その強みを支えるのは、3割を超えるPBの品揃えと商品力の高さ。北海道の素材や生産者との強いネットワークを活かした商品開発戦略は大手コンビニが真似できないものです。売り場にいくと発見が多くワクワクさせてくれます。
小売の今後の勝ち筋は徹底した商品戦略にあると、考えさせてくれる好例。
単純に食材宝庫の北海道を活かしたPB戦略では無いようです。
記事に紹介されるワインはチリ産です。
背景には、北海道経済縮小への危機感があるようです。
「地産地消」はベースにしても、次の事業展開を考えておられるセイコーマートさん。
大手コンビニが北海道に進出しても、負けないセイコーマート。
判官贔屓としては、応援したくなるなあ〜。
他県へのPB展開や外食市場を狙う取組みなども続きますが、商品作りに関して以前下記を伺ったのが印象的でした。
「①商品は売れるように自分たちで育て、②固定客を掴む商品開発に繋げ、③特徴商品に育てていき、④ブランドに育てあげ、⑤集客力アップに繋げる(価格設定は北海道の年収に合わせる)」
本来ならば店ごと普通に北海道以外にも進出、となるところが、コンビニはもう店舗過剰なので、製造小売業のうちのメーカー機能だけでも全国展開、と考えた方が分かりやすいかと。
セイコマートの株主には、三菱商事と伊藤忠がいるのだが、PBを売っているのはイオン。商社との資本関係は、商社がコンビニ取り込みを行う中で、セコマの場合は少し過去の遺産になっているのかもしれない。
ウエルシア(イオン系ドラッグストア)に供給を始めたのは2017年からだと思う(下記)。記事にあるメロンソフト、北海道行くときは必ず食べるくらい好き…もっと色々なところで売ってほしい!
https://newspicks.com/news/2445958
>商社などに任せず、ワイン担当者が現地のワイナリーと交渉し、流通コストも抑えて調達するのだ。「海外で安いワインを買うのではなく、長年の信頼関係と流通ノウハウを活かしてコストパフォーマンスの高いワインを提供してきた」と強調する。

仲介業者に頼り切る(丸投げる)のではなく、自らの足でお客様に本当に必要とされるものを求めていく事は本質で、その行動が正しければ誤った舵きりにならない。

「餅は餅屋」は本質的な言葉である一方「他力本願」として活用すれば、それは思考停止となってしまいます。

上流から下流まで、血流の良いビジネス構築は、これからのビジネスシーンを生き抜く上でますます必須となる力になりそうですね。
北海道のソフトクリームは本当に美味しい。安くてうまい。良質な牛乳を使うとこんなに変わるのか、と思います。北海道ブランドを感じます
北海道のインフラでもあると書かれるセコマ。一方、他エリアでは北海道の産品とも言えるPBを広く展開・供給しておられる戦略がよくわかります。地元密着のお話もいいお話でした。