TikTok3兆円売却も 来週発表と米報道
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米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドにおけるTikTokの事業が売却されるとのことですが、ここに英国が加われば、ファイブ・アイズが中国版アプリを排除し始めたということになります。
日本でも、河野防衛大臣が、安全保障上の観点からファイブ・アイズとの協力を進めるべきと述べておられましたが、本来、機密情報を共有する枠組みであるファイブ・アイズと協力する意思があるのであれば、日本も情報漏えい等に対して、ファイブ・アイズの国々と同等の危機感を持ち、対策を講じる必要があるでしょう。北米ユーザーの投稿も楽しく見ていたので、分断されてしまうのはとても残念。。
TikTokはByteDanceの若さとセンスがあってこそなので、個人的には売らないで欲しかったですが、このような状況になっては仕方ないですね。
売却という結末は残念ですが、見方を変えれば、政府が介入するほどの規模のアプリに育っていたということ。中国企業でありながらグローバルアプリを創るというByteDanceの夢は、ある意味すでに叶っていたと言えるのではないでしょうか。金額リスクを分担してウォルマートはライブコマースを、マイクロソフトはソーシャルを、それぞれサイズブルな事業を取得できるという目算か。簡単じゃないと思うが過剰流動性による超株高狂乱の産物か。ウォルマートは中国本土でそれなりのビジネスを有しているが、中国政府による報復的措置も今後十二分に想定されているが、そちらへのなにがしか算段があってのことか。
移ろいも激しい若年層向けのコミュニティビジネスという極めて難しい分野に兆円単位で、政治的リスクもある案件に、しかもウォルマートとマイクロソフトというどちからというと堅い会社がわざわざ手を出すというのはどうも傍からは不可解にしか思わない。
そもそも、MAの常道として、売り手の期限が決まっている場合圧倒的に不利。それまで待って買い叩く圧力が働くのが普通。近日中に決まるという報道が事実なら何らかの力がどこからか働いているように思えてならない。
ちなみにビル・ゲイツは国家が売却強制することには反対の立場を示していた。