米モデルナ、高齢者のコロナワクチン免疫効果も確認
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ワクチンは、一般的に免疫反応の劣る高齢者で有効性が下がると考えられています。
このCOVID-19は、年齢が最大の重症化リスクであるため、個人レベルで有効なワクチンを最も必要としているのも、その高齢者ということになります。
こういった背景から、第一相試験で、高齢者の結果が別途解析され、若い方と同レベルの抗体が確認されたと報告されました。これは確かに、高齢者への有効性を期待させる結果です。
しかし、感染や重症化を防ぐかといった、皆の最大の関心ごとを検証するためには、それ自体を観察する臨床試験が必要であり、それが第三相試験ということになります。第三相試験の結果は、今秋以降に少しずつ明らかになるものと思います。アメリカが国運をかけたチャレンジに失敗したことは一度もありません。最低5年かかるワクチンを1年など無理、と頭から否定する学者が日本に多いのは困ったものです。アメリカの上手く行く仕組みにこそ多様性、チーム、の強みがあると思います。逆に日本も学ばないといけません。株価にも強い押し上げ材料になると思いますね。
日本だと足の引っ張り合いで、政府主導でこんな政策をしようものなら、第2のモリカケ問題にされかねないので、このような集中的に投資する政策があっても企業も手を挙げたくないのでは
>> モデルナはトランプ政権が進めるワクチン開発促進策「ワープ・スピード作戦」の下で約10億ドルの資金を政府から獲得。今月11日に、米政府に対し約15億ドルで1億回分のワクチンを供給することで合意したと発表した。