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非伝統的金融緩和は非伝統的と言われるくらいですから、国を挙げて大々的にやって最後まで終わらせた経験は無く、学者さんの間でも効果について議論が割れています。中央銀行がお金をどんどん発行して世の中に流せばインフレ期待が高まってインフレが起き、インフレ期待が高まれば物価が上がる前に消費しよう、設備投資ししようというので需要が増えるというのが当初考えられた基本的な波及ルートです。
ところが、量的緩和をやっても意外と世の中に出回るお金が増えません。国債を買って銀行にお金を渡しても、銀行がそのお金を中央銀行に預け返すだけ。そこで中央銀行が、これ以上自分のところに預金を置くと、預金に金利を払うのでなく預金から金利を取るぞと圧力を掛けてお金を世の中に出させようとしたのがマイナス金利。
デフレと低成長はセットで起きることが多いので、デフレが諸悪の根源で、デフレを解決すれば経済が成長するとの期待があるわけですが、GDPは国内総生産と言われるように、国民が働いて国内で生み出すモノやサービスの価値で、需要が増えれば必ず増えるというものではありません。政府や中央銀行が需要を作っても、国内の企業と産業に元気がなければ、需要は海外で生み出されたモノとサービスに注ぎ込まれ、国内の生産は増えません。逆に国内の企業と産業が元気なら、国内の需要が弱くても、企業と産業はモノとサービスを生み出して世界中に売り、GDPが増えて行く。GDPが増えれば家計も政府も潤って、国内の需要も増えるんです。
本来の成長は後者の形であるべきで、そういった枠組みを作るのは政府の役割で、中央銀行にはできません。量的緩和もマイナス金利も思ったほどの効果が発揮できないことがなんとなく見えてきた以上「ECBにはマイナス金利政策の実施が必要になる基調的な問題を解決する能力はない」「基調的な問題の解決はECBが担う責務の範囲内にはない」と考えるのは当然の成り行きであるように感じます (^^;
量を増やすくらいならマイナス金利を追求した方がまだ指示できる、というのが大まかなドイツの立場だと理解していましたが、概ねそれに沿った主張に感じられました
ウィズコロナでは企業群が持ち鍛えられるように思い切った政策が求められます。収束後の経済成長を確実にするために、企業と雇用を守ることは必要不可欠。

マイナス金利は収束まで続けなければ経済が持ちません。金融政策と財政出動の両方をバランスさせることはむずかしい。
簡単に言えば、もっと思い切ったマイナス金利をやらないと経済よくならないということ。