英最高裁、特許巡る中国ファーウェイとＺＴＥの訴え棄却
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最近、通信関係の標準必須特許（SEP）に関する重要判決が各国で相次いでいますね。本件は、Unwired Planet v. HuaweiとConversant v Huawei & ZTEの２件についての英国控訴院判決を英国最高裁が支持したもので、特許権者側の勝訴です。
この事件の下級審は、FRANDライセンス条件の紛争について英国の特許だけでなくグローバルライセンスについて判断したものとして、特許制度の原則である属地主義と裁判管轄の関係で注目されていました。各国の訴訟好適地争い（フォーラム・ショッピング）の様相も感じます。なおUnwired Planetの特許はもともとEricssonのものです。
控訴審までの概要は以下の報告書p.59あたりにあります。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/sonota/document/zaisanken-seidomondai/2018_10_zentai.pdf
もしくはジェトロのこちら。
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Ipnews/europe/2018/20181023.pdf
