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確かに🤔

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積極的安楽死を合法化するのであれば、私はここに、さらに社会的条件を追加したい。すなわち、その社会が成熟した近代市民社会であるということ。この時点でわが日本社会は、安楽死について云々できる段階にない。「生の平等性」や「個人主義」といった価値観が十分に尊重・実践されていない社会で、そうした原則の臨界点であるような「積極的安楽死」の議論をすることは、クルマが存在しない世界で自動運転の是非を論ずるような茶番にしかなるまい。  日本においては、憲法上はともかくとして、世間的価値観においても制度運用上においても、近代市民社会の原則が尊重されているとはとうてい言えない。生活保護の水際作戦、入国管理センターにおける不法残留外国人の長期収容や処遇の問題、なによりわが精神医療における収容主義と身体拘束の濫用ぶりをみるにつけ、このような場所に安楽死のような「高級品」は百年早い、と言いたくなる。