[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国時間の原油先物は5カ月ぶりの高値に浮上した。米国に接近中の熱帯低気圧「ローラ」がハリケーンに発達し、メキシコ湾岸のオフショア生産の大半が停止したことを受けた。ただ、アジアや欧州での新型コロナウイルス感染者の増加が上値を抑えた。[nL4N2FR3WY]

清算値は、北海ブレント先物<LCOc1>が0.73ドル(1.6%)高の1バレル=45.86ドル。米WTI原油先物<CLc1>が0.73ドル(1.7%)高の43.35ドル。

両先物とも終値で3月5日以来の高値となった。

リターブッシュ・アンド・アソシエーツのプレジデント、ジム・リターブッシュ氏は「きょうの上昇はハリケーンを巡る懸念が主な要因」と述べた。