【佐渡島庸平×中山淳雄】日本の漫画は世界で勝てるのか
コメント
注目のコメント
日中韓でマンガアプリの進化がとまらない
クリエイターのマネジメントの話とても面白い
リクルートのチェックイン&ダイアローグによるリーダーシップジャーニーの育成モデルとおんなじだった
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僕はEO(Entrepreneur’s Organization)という起業家の塾みたいなものに入ったのですが、そこの人と人が学び合うための仕組みを取り入れました。それが超秀逸なんですよ。
どう秀逸かというと、アドバイス禁止なんです。たとえば8人くらいのグループでディスカッションするとき、1人の意見から連想した自分の経験を7人が言う。ここまでは普通でしょう。
その次にもう1回、出てきた感想に対して、全員で感想を言う。このとき変な視点とか、その人らしさがあると、1つの気づきになるんですよ。漫画の読み方、書き方は「横読み、白黒」→「縦読み、フルカラー」に変わっている。
これは「紙」から「スマホ」に漫画のメディアが変化しているから、必然の流れ。
そしてそれは、1冊1冊売る「パッケージ」から、読み放題の「サブスク」へのビジネスモデルの変化でもある。
過去の栄光がでかい分、日本の漫画はこの変化になかなかついていけない。
以下サマリー
・中国、韓国で、日本のアニメコンテンツはまだいけてる。漫画は苦戦してる。
・「少年ジャンプ+」の英語のサブスクがタイやアメリカで人気。
・中国の縦スクロールのカラー漫画「快看」は、1億数千万ダウンロード。
・韓国発のデジタルコミック「ウェブトゥーン」の北米での広がりもすごい。
・「なろう系」(小説投稿サイト「小説家になろう」)のプラットフォームが中国、韓国で人気。
・韓国漫画の「外見至上主義」は、今、日本で最も読まれているマンガ
・オールカラーと見開きは100メートル走とマラソンぐらい違う。演出のテクニックが全然違う
・日本の漫画アプリって、中心は「LINEマンガ」と「ピッコマ」。韓国アプリがほとんどのシェアを取っている。
・新人漫画家の新しい育て方はオールカラー縦スクを推奨。
・エンジェル投資家に作家をプレゼンして、月々の生活費をを5年間保証してもらう
・1on1ではない気づきを与える方法。
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どう秀逸かというと、アドバイス禁止なんです。たとえば8人くらいのグループでディスカッションするとき、1人の意見から連想した自分の経験を7人が言う。ここまでは普通でしょう。
その次にもう1回、出てきた感想に対して、全員で感想を言う。このとき変な視点とか、その人らしさがあると、1つの気づきになるんですよ。
さらにここでもう1周回して、出てきた話の感想を話すと、すごく議論が深まりやすいし、何でも言っていい感じになって、どんな意見も自分に役立つ感じになるんです。