2020年のベラルーシと2014年のウクライナはこんなにも異なる
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ウクライナでヤヌコビッチ政権が倒れた「マイダン革命」ではデモ隊がEU旗を振っている光景が見られました。EUへの接近と反ヤヌコビッチがワンセットで運動を動かしていたのが2014年のウクライナ。
対して今回のベラルーシで問題になっているのは「EUとロシア、どちらとともに歩むのか」ではなく、あくまでルカシェンコ大統領という「独裁者」を倒すこと。ロシアとEUが協調して対処する道が開かれていたようにも見えますが、そんな最中にナバリヌイ氏の事件が起き、両者の間に緊張の種がまかれてしまいました。ラブロフ外相がルカシェンコ氏を支持する発言をしたことをみると、ベラルーシ情勢にEUロシアが共同で仲介に入る可能性は遠のいたように見えます。