環境目標連動の社債、未達なら金利上昇 ヒューリック
日本経済新聞
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これまでにも社債以外にもサステイナブル・リンク・ローンと呼ばれる融資なども多く存在するが、ポイントは借入人の全ての活動が所謂グリーンでなくとも資金使途がグリーンだったり、効率化などの目標が含まれていればサステイナブル「関連」として資金調達が行われている点だろう。例えば石油開発を行うエネルギー関連企業などもサステイナブル・リンク・ローンで調達をしたりもしている。したがって、記事に出てくる様に公的なガイドラインである国際資本市場協会(ICMA)の原則や第三者格付けの役割が重要になってくる。
仕組みとしては面白い。でも0.1%しか金利が変わらなければ、経済的意味は少ないだろう。オフィスに通うという習慣とリモートを推進する場合と、どちらがどれだけ環境負荷が少ないのか、問われるべき本質のひとつはこちらにあると考えます。
2020年10月発行として、期間10年間で2025年以降の金利が0.1%上昇した場合、2025年以降年間で1,000万円の支払額が上昇するということだと実際にそれほど大きい負担ではない?
1年ごとに0.1%ずつとしても最大で0.5%だから5,000万円だし。
もちろん仕組みとしてはとても面白い仕組みだし、まずこういうことをやることが大事。コミットしたことをやらないことでのレピュテーションリスクがあるから達成するようにするんだろう。
この辺の達成のためのコストと、実際の金利のコスト、そしてレピュテーションリスクなどが良いバランスで組み合わせると皆にとって良いスキームになると思います。