衛星データ活用の降水予報 予報期間延びても高精度化する手法開発 理研ら

コメント

注目のコメント

• 今井 明子

  フリーライター サイエンスライター・気象予報士

  ・2020年08月23日

  これまでリアルタイム降水予測は15時間先までのものでしたが、それが5日後となるのはすごいですね。週末の野外の予定も立てやすくなりそうです。今後に期待です。
• 山崎 俊彦

  東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻　教授

  ・2020年08月24日

  どれくらい精度が向上するのでしょうか。昨日の時点では昨日、今日の東京は雨の予報でしたが、結局ほとんど降らず、また今日になってみれば雨の予報は消え去っていました。
  
  皆さんご存知のように気象予測はカオス的であることが知られています。すなわち、同じ物理原則に則っていてもほんの僅かな条件の違いで結果が全く異なる系です。スパコンの性能を向上させることで精度を高め、今度は衛星データの活用で更に高精度ということでしょうか。面白いですね。
• 増山 啓

  三菱重工業株式会社 リスクマネージャー

  ・2020年08月24日

  ナウキャストと数値予報の組み合わせによる高精度化は喜ばしい事です。一方で（ユーザーニーズの高い）局地的、短期的な降雨現象はモデル解像度の限界があり、この予測を外す事でユーザーからの信頼度が下がってしまう事も勿体ない事です。計算結果の解釈、伝え方の工夫により、ユーザーが正しく理解し、利用できる事が大事だと思います。