【読書】あなたはなぜ「データ」を使いこなせないのか?
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水曜日の夕刊は、本の要約サービス「フライヤー」とのコラボ記事をお届けしています。今回のテーマは行動経済学。本のタイトルはやや過激ですが、中身は重要な指摘がいくつも散りばめられています。
「他者承認欲求」が厄介という部分は本当にその通りで、SNSでもいつの間にか「いいね」を求める過激な発言ばかりになってしまった人を多く見ます(本著ではNewsPicksに言及している箇所もありますが、フライヤー版ではカットされています)
そもそも自分のフォロワーの偏った意見があたかも世間一般のもののように思えてしまうこともあるので、気をつけたいです。悪魔という言葉について、文章内では煩悩とか低次元の欲求と定義していたり、一方で怒りのことも悪魔的感情と言ったりしている。
怒りってそんなに悪魔的ですかね。行動をもたらす大きなエネルギーの一つだと認識してます。
よっぽど人にバイアスをかけようと見せ方を変える行為の方が不義理で悪魔的だと思います。
その点ではこの要約文には大賛成。
バイアスをかけるのはいつも自分自身。かけられないように注意深くいましょうね。
"人間は正しいデータに基づいて正しく判断できる、と私たちは無意識に思い込んでいるふしがある。しかし、人間は時と場合によって非合理的な意思決定を行なうし、記憶も思考も歪んでいる。
むしろ、データは間違っているとの前提に立つことが、正しい判断を下すために必要なこととなる。"人は、自分の判断の不確かさから、「正しいとされているもの」にすがろうとしてしまうのだ。
↑その通りだと思いました。だからこそ、自分の判断軸を持つ必要があり、そのためには良質な本や情報にふれなければなりません。だからnewspicksは価値があるのです。