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アストラゼネカやモデルナが、先にワクチンの臨床試験の対象者を約3万人で行うことを発表していますが、J&Jはその対象人数を倍近い6万人程度としています。

もしかすると、なぜこんなにも人数が違うのか、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

この人数は、多ければ多いほど良い、あるいは多い試験の方がすごいなどといったものではありません。対象人数を無意味に増やすことは、倫理的に許容されません。

この人数の差は試験デザインの差から来るものです。例えば、アストラゼネカの試験では、軽症を含めた総感染者数を減らせるかについて評価を行う予定となっています。一方、J&Jの試験では、軽症者をカウントせず、中等症以上の感染者に差が出るかを評価する計画です。

中等症以上しかカウントしないため、J&Jの試験では、結果の総数が少ないことが見込まれます。期待される結果の総数が少ない場合、差を見るには、より多くの被験者が必要になるのです。

これは試験上の欠点ともなりえますが、先行する企業の試験と異なり、臨床上より重要な結果を評価できるとも言えます。