[20日 ロイター] - サウジアラビアの6月の原油輸出が前月比17.3%減の日量498万バレルと、少なくとも2002年1月以来の低水準になったことが、共同石油統計イニシアチブ(JODI)のデータで分かった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって世界的な需要が引き続き圧迫されている。

石油製品を含めた輸出は前月比18.7%減の日量608万バレル。原油在庫は580万バレル増の1億5335万バレルとなった。

原油生産は前月比で約12%減の日量748万バレル。02年12月以来の低水準となった。

石油製品に対する総需要は33万バレル増の日量216万バレルだった。