ヤクルト中村 「人生初のぎっくり腰」から待望の復帰戦で存在感

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○ヤクルト7―3中日●(20日・神宮)

 新型コロナウイルスの影響で約3カ月遅れた今季の開幕当日、6月19日にヤクルトの捕手・中村は人生初というぎっくり腰に見舞われた。2カ月離脱し、この日が今季初出場。ブランクを埋めるように攻守で見せた。

 立ち上がりから制球に苦しむ先発の高梨をリードで引っ張った。一回、2死から2四球と安打で満塁のピンチを招き、中日の阿部に粘られたが、強気に直球を要求し空振り三振で切り抜けた。

 打っては2点を追う四回1死での打席。打球は遊撃へのゴロだったが、故障明けを感じさせない力走で相手の悪送球を誘って出塁し、坂口の同点2ランで生還した。五回には1死一、二塁から適時二塁打を放った。

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