なぜ教育改革は失敗し続けるのか?
artsandscience-kipling.blogspot.com
43Picks
コメント
注目のコメント
教育改革が、エビデンスに基づいてPDCAを回すことが目的化してしまったから。
これは官僚機構の性でもある。
というか教育そのものが、工業産業の発展のために構築されている山口周さんのブログ記事。
「誰も個性ある人材、創造性あふれる人材など、本気では望んでいない」という指摘は鋭い。
変えるためにはエネルギーがいる。0ベースで思考して、理想を思い描いたとしても、これまでの慣例に従ってしまう。楽だからだ。エネルギーを使わなくて済む。
変えるために発生する摩擦熱を超える熱量で変え続けられる人を尊重せねばならない。応援し、熱量がある人同士を繋げなければならない。教育の目的は教育基本法によると
「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」
となっています。
つまり、どのような国家なのか、どのような社会なのかに依存しているのです。
諸外国の教育システムだけを取り入れても、他の国家や社会システムも取り入れないとうまくいくはずがありません。
教育改革をする必要があるかどうかは別として、国家改革、社会改革(とは言わないかもしれませんが)せずに教育改革改革が成功するわけがありません。
結局できることは、授業改善等のマイナーチェンジだけです。