会社員を辞めて「何か始める」なら。頼れる8つのサブスクと2冊の本
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◆サブスクというソリューション
独立してフリーで仕事をするときに今まで会社という組織に助けられていた様々な基本的インフラがなくなる。この記事で紹介されているように、たとえばスキャナーというハードインフラもあれば、税金の計算・手続きというソフトなインフラもあるが、なくなると急に困るものだ。組織というのはそうしたサービスを人数分まとめて処理したり、インフラをシェアすることで一人当たりのコストを大幅に下げることができる仕組みでもある。しかもそのコストを一回ごとに支払わないのでサービスを受けている方からすれば負担感を感じていない。独立してフリーランスになるとそれが急に必要になって「どっと負担感を感じる」ようになるわけだ。
今まではそうした時に専門家に諸手続きをアウトソーシングしたり、よく使いそうなハードのインフラであれば購入したり(一時的にキャッシュが減る)、またリースしたりしていた。ただし今の時代はそれらがサブスクという仕組みで必要な時に必要なだけ使うことができる、というのが大きな違いだ。サブスクにすることで出ていく額が小さくなり、費用として処理しやすくなるという利点がある。フリーランスとしてこれを利用しない手はない、というのがこの記事のポイントだ。
組織から出てフリーランスになった時に困る部分は結構あるだろう。そうした困りごと(＝ジョブ)に対してソリューションをサブスクモデルで提供できればそこにはビジネスチャンスがあるかもしれない。既に多くのソリューションが提供されているが、まだまだ未開拓なものもある。自分がいざという時に困って「こんなサービスあればいいのに」という発見は新しいビジネスのタネになるかもしれない。
