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テスラは電気自動車メーカーではありますが、コアコンピテンスはリチウムイオンバッテリー技術です。ギガファクトリーの保有するバッテリー技術は他の追随を許さない圧倒的なもので、それが評価され、将来性が期待されているからこその株価上昇なのでしょう。

因みに以前、東工大の平井教授はリチウムイオンバッテリーについて「本来、電池は徐々に減っていくはずなので、突然残量がなくなるというのは、非常におかしな話です。これは、現在でも、電池の残量を計測できるセンサーすら、作ることができないことを意味しています。それだけリチウムイオン電池の中で起こっている現象はいまだによくわかっておらず、ブラックボックス状態なのです」と語られていました(東工大のウェブページより抜粋)。

今や生活のあらゆる場面で使われてるリチウムイオンバッテリーは、それくらい複雑なものであり、その分野で抜きんでた技術を持っているということこそが、テスラの強みなのだと思います。
テスラって凄そうだけれど何が凄いのか、私が不勉強なだけかもしれないのですが、正直ピンとこないのです。
少し調べてみたのですが、こういう見解がありました。『ワイドレンズ』著者のロン・アドナ―による視点です。
https://www.dhbr.net/articles/-/3418?page=2
つまり、凄いと思わせ続けることで人が集まり、お金が集まり段々凄くなる、ということなんでしょう。
株価が妥当かどうかは専門外なのでよくわかりませんが、P&Gよりも価値がある会社とは思いません。P&Gがないと生活が成り立たない可能性がありますが、テスラがなくても全く困りません。
もう何回もコメントしてきたので同じ話を何回もするのは辛いものがあるけど…。
キーポイントはテスラと同じ会社が今あるか、また、これからあるか?という問いだろうか。

・テスラの搭載しているリチウムイオン電池は元々ノートPCなどで使われる円筒形電池18650などを6000個並べて大型電池モジュールにしている。モデル3からは少し大型の2170を並べて電池モジュールをつくっている。これが他のEVメーカー、たとえば、リーフなどとは大きく異なる。大きな角形電池を作るのが普通のアプローチ。
理屈の上ではこうした電池モジュールはどこのメーカーも作れるということになるが、この電池モジュールをきちんと温度コントロールして熱を持たせすぎないようにしている。この管理が肝。

・またモデル3では冷却に水冷方式を採用しており80,000kmごとにクーラントを入れ替えるようだ。この辺りにも設計に無駄が無い。
https://seibii.co.jp/blog/contents/tesla-model3-cooling-system/

・また、日経クロステックの分解記事でも言及があったがECUの数も劇的に少ない。他社では数十枚もあるそうだが、5つほどに絞られている。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01092/00013/

・SoCに関しても非常に高いパフォーマンスのものを使っているようだ。
https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/tesla-hw3-autopilot-overview/

モデル3で明らかになったのはテスラが合理的な設計を行い、他社に真似できない設計思想でシンプルにやりたいことを0ベースで毎回取り組んで実際に数十万台規模の量産を実現させていることではないだろうか。また、モデルSまでのテスラとモデル3以降のテスラでは大きく異なると思われる。
たかだか2年前、量産デスマーチ、キャッシュフロー危機で空売りされまくっていた。その時マスクが噛みついた先のひとつがブラックロック。世界最大最強ファンドが保有するテスラ株を空売り連中に貸株してぼろもうけの道具に使ってるとTweetで攻撃していた。その時の株価は今の7分の1.

2年たって、例えばいま世界で最も売れているETFはブラックロックのiシェアーズだが、そのシリーズのインパクト投資ETFの最大組入れ銘柄はテスラです。
ESG/SDGsブーム極まれりでインパクトファンドが乱立し100兆円単位の組み入れ総額。
将来の利益(フリーキャッシュフロー)の現在価値が会社の時価総額(企業価値)を決める大きな要素であるのは有名な話です。今の利益の水準÷(資金調達のコスト-成長率)がその式だから、新興企業も比較的低コストで容易に資金が得られる環境下、成長への期待が時価総額を分ける大きな要素であるに違いない、ン? たぶん (^^;
直近の世界の時価総額ランキング上位50社を眺めたら、売上高でトヨタの10分の1、販売台数で30分の1ほどしかないテスラが急上昇する傍ら、日本企業として最後まで50位以内に残っていたトヨタは既に消えている。P&Gやトヨタとテスラとの違いは、将来の成長への期待値の差が生んでいるんじゃないのかな (@_@。
日本が元気だった平成元年(1989年)の金融機関を除く時価総額ランキングの上位を眺めると、IBM、トヨタ自動車、GE、新日本製鉄、日立製作所、松下電器、東芝といった製造業がずらりと並んでいるけれど、今では上位を占めるのは、2位のサウジアラムコを除けば、アップル、アマゾン、マイクロソフト、アルファベット(グーグル)、フェイスブック、アリババグループ、テンセントといったIT関連企業ばかりです。テスラが使う18650の電池セルも21700の電池セルもそれほど特殊なものでは無いはずで、価値を生むのは危険な電池を大量に積んで制御する技術やソフトの入れ替えや自動運転その他のシステムといったものであるような気がします。DXが進む世の中で、テスラは、製造業というよりも、高い成長力を持つデジタル企業の一つと見られているような・・・ 
新型コロナウイルス問題がいみじくも我が国のデジタル化の遅れを炙り出しました。テスラのような企業の躍進を見るにつけ、製造業の世界でも、DXへの備えが緊要であるように感じます。(^^;
株価が1,800ドルを超え19年5月末の直近安値から10倍に。SpaceX含めたイーロン・マスクの神通力に、5倍の株式分割という資本政策が加わり、ほぼ前例がない株価の上がり方。株主としても機動的に利確できて分割は有難い #テスラ #イーロンマスク #最高値
Amazon、アップルに続き、テスラも高値更新ですか・・・。

あくまで個人的見解ですが、これはバブルでしょう。

市中に出回ったマネーが株(とりわけ注目度の高い企業の株)に過剰に流入しているのだと思います。

おそらく、PERは桁外れに高いのではないでしょうか?
テスラの株価が大きく上昇し、時価総額でP&Gを追い抜いたとのこと。「投資家はテスラが将来の自動車市場を支配できると見込んでいる」とも。期待が高まっています。
今朝は下記も報じられていました。
【マスク氏が世界4位の富豪に、テスラ株急伸で資産8270億円増加】
https://newspicks.com/news/5156096/
ゴールドマンサックスが1000ドルでも割高だと警鐘を鳴らしていましたが、いかに20世紀的な経験則から新しいタイプの企業を評価していたかが現れていますね。

新車販売台数で競うような旧態然とした自動車産業に、独自OSや自動運転のデータを中心としたITのルールを持ち込み、特に自動走行のデータ面・性能面で、モビリティの未来はテスラにあると定量的に示せていることが、この時価総額高騰の本質です。(Yahooの安宅さんも2年前に講演で説明されており、予言が現実化した形です)

下記に、その競争優位の構築過程を定量的な比較と共に説明した動画を最近リリースしたので、気になる方はご覧くださいm(_ _)m
https://youtu.be/xW7SJipYjCs
これだけ時価総額向上を作れると(企業の実態価値をどこまで表せているかは別として)、(1)経営陣向けの株式型インセンティブのプールが増加するので優秀な人材のリテインがしやすくなる、(2)株式交換での企業買収が進めやすくなる、ので、安定した株価上昇であれば経営のオプションは拡張するばかりです。
時価総額
53.3 兆円

業績

時価総額
87.8 兆円

業績