昭和電工が資産の切り売り開始、武田薬品と同じ道へ
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注目のコメント
日立化成を売って膨らんだ有利子負債をアルミ缶事業を売って補填する…悪くないようには思います。
アルミ圧延箔事業は日本だと4社まで絞られている。
東洋アルミ 3.8万トン 33.6%
UACJ 3.0万トン 26.5%
昭和電工 2.8万トン 24.8%
三菱アルミ 1.7万トン 15%
https://www.iru-miru.com/article_detail.php?id=26539
こうしてみるとほぼほぼ業界二番手だが、海外との競争では勝てるほど大きな事業でもなさそう。
日経記事版にはコラムもあった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62744350Y0A810C2000000/武田薬品、昭和電工のように「新規事業買収⇒国内既存事業縮小・売却」という大企業は今後も出てきます
私自身、似た背景で売却された既存事業をファンド側で引き受ける立場でした(辞めて時間経ち、今は割と発信できる立場です)
引き受けの現場は大変で、システム等、これまで親会社や本社に頼っていた分野を急いで内製化しなければなりません
突然新聞で知った社員の方のメンタルも1度やられます
「娘が大学受験控えてるのにどうしてくれる!」と工場で泣かれたこともあります
そういった人達と一緒にカラオケに行き、前を向いてもらうのも仕事でした
「競合にも似た例があったので覚悟してました」という方は動揺は少なかったですね
大企業の方は「部門ごと突然ファンドや他社に売られる」こともライフプラン上起こり得ますので、売却の現場の分かる記事を読まれることをおすすめします
ローンや婚活の審査に影響したと現場で聞きました事業の選択と集中は必要な企業戦略だと思います、電子材料分野にておいては、日立化成の買収により川下の製品、技術、ノウハウ、販路を手に入れたと思うので、これまで川上製品に強みを持っていた昭和電工と、今後どのようなシナジーを産んでいくのか?期待ですね。