クルマに装着すれば燃費やタイヤ摩耗が改善する自動アライメント技術、豪州で開発中
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ストレートに言えば、トー角以外に効果は無いでしょう。
余計なものを付ける分、ホイール支持剛性が下がるだけ。
元々ホイールアライメントを適切に制御する為に、サスペンションのアーム構成を設計するわけですから。
また、サスペンションアーム取り付け部には通常ゴムのコンプライアンスブッシュが存在する為、幾何学的軌道を補正した所でブッシュにかなり吸収されてしまう。
F1で直線の高速性能を上げる為にトー角を調整するのは効果あるでしょう。しかし、高速性能を上げるという事はトー角をニュートラルに持っていって抵抗を減らすという事。
元々トー角は進行方向を内向きにするトーインでタイヤの横滑り角(スリップアングル)を常に発生させ、左右共に内側向けて曲がる力を打ち消す事で直進安定性を作っている。
つまり、トー角をニュートラルにするという事は直進安定性とトレードオフになる。
こんなのはレースシーンでしか使えません。F1で今季メルセデスが似たようなシステムを搭載していたが、レギュレーションの問題でステアリングを引いたり押したりしていた。ただ、F1ではタイヤを暖めることが主な目的なようで、レース中にはあまり使っていない。
面白そうなシステムだが、信頼性や重量などからメリットがあるのか疑問。