独コメルツ銀、新型コロナで営業中止の200支店を恒久閉鎖へ－関係者

（ブルームバーグ）：ドイツのコメルツ銀行は、新型コロナウイルスの流行に伴い先に営業を中止していた200支店を恒久的に閉鎖する。

事情に詳しい関係者によれば、この決定は14日、行員に伝えられた。当初の期限より３年早く支店閉鎖目標を達成できるという。関係者は非公開情報だとして匿名を条件に語った。

原題：Commerzbank to Permanently Close 200 Branches Shut for Pandemic（抜粋）

野﨑浩成
東洋大学教授
・2020年08月16日
200支店というと多く感じるが、これでもわずか25％削減に過ぎない。
閉鎖してみてなんとかなるという判断かもしれないが、まさに銀行に求められているのは「ゼロベース」の発想。
思いきってやめてみて、それで得た余剰をユーザー還元するとよい循環に行ける。
鈴木秀和
(株)アトラエ取締役CFO
・2020年08月16日
従来から営業支店のあり方や、戦略上の位置づけの改革は必要だったかと思いますが、日本においても新型コロナの影響を機にリアル店舗の見直しは進むと推察します。
久下純夫
定年後（上場大企業→スタートアップ→倒産）
・2020年08月17日
今のコメルツ銀行は、旧ドレスナー銀行と合併したものなので、もしかするとリストラも必要な状況だったのではないでしょうか。
ドイツの銀行業界も、この20年、30年で、すっかり状況は変わっています。