ノースボルトが電気自動車用バッテリーのギガファクトリー用に30億ドルを投資
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注目のコメント
Welll toWheelの観点からノースボルトの100%水力発電でのバッテリー製造は確かに強みで、かつ欧州に本格的なセル生産拠点が無いことからも投資が集まってます。
>今回の16億ドルの出資者は欧州投資銀行、北欧投資銀行、韓国輸出入銀行(KEXIM)に加え、APG、BNPパリバ、ダンスケ銀行、Danica Pension、IMI-インテ―ザ・サンパオロ、ING、KfW IPEX銀行、PFA Pension、SEB、シーメンス銀行、SMBC、ソシエテ・ジェネラル、スウェドバンク、ウニクレディトとなります。
ただし、記事中にあるようにギガファクトリーに付いて回るのは、バッテリーのリサイクル。現行の三元系正極バッテリーのリサイクル技術は確立しておりません。それを年間GWh規模で生産し続けたら、リサイクルや廃棄はどうするのか?
リユースはどこでも言ってますが、リサイクルの技術にまで踏み込んだビジネスモデルを提示しているところはテスラも含めて全世界でどこもやっていません。Retrieveもリサイクルを進めているという続報は全く無いですから。
欧州もさることながら中国のギガファクトリーのリサイクルは今後問題になるでしょうね。作る技術に対して、循環させる技術は見過ごされがちですし、投資も作る方に集まりますが、恐らくリサイクルするにはこの投資額の倍では済まないと予想します。
しかし忌憚なく言えば、ノースボルト程度の技術でこれだけお金が集まるというのが不思議です。補助金も使ってますし、バッテリー業界は民間企業単独で行う段階から、政策的に進める段階に移ったのかもしれません。