介護事業所の約7割「介護職員が不足」 平成19年度以降で最悪
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非常に難しい問題。
だが、この問題は2つに分けて考えなければならないと思う。
・採用する企業や施設の育成環境問題
・介護職員の待遇問題
私も通所介護(デイサービス)の管理をしているが、
職員不足の話が出ると開口一番にサラリーが問題視されるがそこには疑問。
これは保育士問題とも通ずると思うが、保育や介護は表現がとても悪くて申し訳ないが誰もが出来るものでもある。
※上手か否か、したいかしたくないか等は別次元の話
そこに高額のサラリーを提示するのは難しい部分があるとは思う。
少し話はずれるが逆の面もあり、他にも誰でも出来る仕事で高額のサラリーを受け取っている人がいるのでそこも改善が必要。
介護施設等がまずすべきは
『自分達の働く場所をもっと魅力的にすること』
ではないかと思う。環境しかり育成しかり、すべきことはたくさんあるのではと思う。
私もその大切さを痛感しながらもそこが悩みの種でもありますが、、
介護職員の待遇問題については、
介護報酬の引き上げも必要かと思うが、なかなか国のお偉いさん方が首を縦に振るとは思えないので、別の視点で収益を上げていくしかない。
介護保険外の取り組みを行い、顧客も御客様や利用者だけでなく、家族や地域も巻き込んだ形のものにして収益構造を多様化していく必要性があるのではないかと思う。
単純に、、
介護が楽しい仕事の一つであることに変えて、それを発信していくしかないでしょうね。
人間は報酬より愉しさを選ぶと思うので。
注目のコメント
国全体で介護職員が足りないという議論は介護報酬など介護保険制度全般を見直さないとなかなか解決できませんが、一方で、個々の事業所で介護職が足りないという話は、採用や育成に対する努力不足があることは否めません。
介護の世界にあまり人事のスペシャリストがいないことも大きいですが、人事戦略を経営戦略の一つとして考えて実行している事業所はほとんどない印象です。
私も介護事業所をいくつか経営していましたが、周りを見ると「人材募集の広告を出しても全然集まらないんですよねー」で終わってしまっている事業所がほとんどでしたね。介護現場もですが、
保育現場も人手不足ですよね。
ひと昔前は、家庭内でまかなっていたけれど、
共働き家庭が増えた今、ニーズが増えてきていて、
どちらもある意味人の命をあずかる大事な職業なので、
十分に対価が支払われるべきと思います。
そしてどちらも職業としてもっと魅力をアピールできるとよいのかなとも思います。
コロナで一般企業の採用が減っている中、
介護や保育現場のニーズは減りませんので、
就職先の選択肢となるとよいなと思います。介護に限らず、人手不足が話題になると必ず「カネの問題じゃない」「待遇改善しても志望者が増えるとは限らない」という声が聞かれますが、まずそういうことをおっしゃる御仁がもらってるのと同じ給与待遇にしたらどうなるかやってみてからでしょう。
統計的な話をすると、給与待遇を引き上げれば一定程度までは確実に志望者を殖やせます。逆に給与待遇に手をつけずに「やりがい」やら「社会にとっての必要性」やらを訴えるのは悪手。