欧州発!廃タイヤから高耐久性のビーチサンダル、価格は4950円
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タイヤを加工して有効利用することは、加工のための人件費が相対的に安めの国を中心に現在も積極的に行われています。例えば使い古されたトラックのタイヤで作られたという「ベトコンサンダル」は、今もベトナムで作り続けられています。ほか、ゴムバンド、漁業で使う入れ物、手押し車のタイヤなどに加工されることが多いようです。このような古タイヤ加工場は作業環境が悪く、マスクもつけずに手作業、タイヤかすを放置する、タイヤに水が溜まりデング熱を媒介する蚊が大量発生するなど、地域の住民の健康被害の可能性も否定できない状況です。
このような中でエコアルフが、よりクリーンな作業環境を実現したうえで、タイヤ由来のサンダルを誰でも使えるようなアイテムに昇華させ、資源循環ファッションへの注目を集めたという点は、意義深いと思います。
エコアルフは海洋ごみをリサイクルした洋服の製造もされていましたので、トータルコーディネートができますね。よいブランドかつプロダクトであると思いつつ、一般的なサンダルは500円〜手に入るので「ユーザーに対し商品を買う理由」をどれだけ意味付けられるかが非常に重要です。
こういったサステナビリティに配慮した商品が購入者に貢献するのは自己実現欲求に対してだけど、やはりその手前の承認欲求を満たす必要はあり「高いけどあえてこの商品を選ぶ私」を周囲に気づかせてあげるデザイン的工夫が必要である。そのデザインをいかにアイコニックにできるかが、こういったブランドの生命線であるし必然性の高い戦略のはずだ。(社会をよくするには経済的に成功する必要があるからね)廃タイヤからのサンダルは相性が良いでしょうね。
しかも三陽商会が発売ですか!これを機に業績改善して欲しいです。
価値がなくなったものから、新しい価値を生み出すサスティナブルは今後ますます注目を集めることでしょう。
サンダルだけでなく、普段に使用する靴や、トレッキングシューズにも応用できそう!