[ロンドン 14日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成するる「OPECプラス」は、次回の合同閣僚監視委員会(JMMC)のオンライン会合を従来の予定から1日遅らせ、19日に開催する。関係筋3人が明らかにした。日程変更の理由は分かっていない。

OPECプラスは先月、8月から協調減産の規模を縮小することで合意。5月以降、世界の原油供給の約10%に当たる日量970万バレルの減産を実施してきたが、8月から12月まで減産幅を日量770万バレルに縮小する。

ロシアのノバク・エネルギー相は13日、来週のJMMCで減産を巡る決定が急いで行われることはないとの見通しを示した。原油価格が落ち着きを示しているためという。