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カマラ・ハリス上院議員は、バイデン元副大統領のキャンペーンに大きな勢いをつけた。本記事内でも取り上げていただいたが、ハリス氏を副大統領候補に抜擢したことは、「人種・移民問題を自分の言葉で語れる」、「宗教的にも幅広く強力な支持を得られる」、「良心的な進歩派にアピールし、幅広い有権者にアピールできる」といった3つの理由により、バイデン陣営にとって歴史的でもある。ハリス氏は、人種問題、宗教、そして次世代などの課題に取り組む今の米国にとってふさわしい存在なのだ。

「ハリス氏は人種・移民問題を自分の言葉で語れる、民主党の支持基盤の“将来”を担う候補だ。これは(白人であり、有力候補の一人とされた)エリザベス・ウォレン上院議員などにはできない」
「人種問題だけでなく、彼女はキリスト教のバプテスト派信者、母親はインドからのヒンドゥー教徒、夫ダグラス・エムホフ氏はユダヤ人と、宗教的にも幅広く強力な支持を得られる」
「政治イデオロギー的にも柔軟性があり、さまざまな政治的試練に対応してきた。これは(若者などに多い)“良識的な進歩派”にアピールし、保守に近い穏健派という位置付けのバイデン氏を補って、幅広い有権者にアピールできる」
ヒラリーが負けたときに、ウチの息子が「フェミニストの問題は、みんながエキサイトするようなカリスマがいないことだ」と喝破したのに感服したのですが、カマラは「カリスマ」がある人だと思います。今度こそ!
【国際】2000年以降の大統領選挙を見てきて思ったのは、「大統領は政治的につくられる」ということである。党内の予備選挙や本選挙のキャンペーンの過程で様々な支持者を得て行くことで、大統領候補は利害関係を少しずつ調整して行くことになる。”Running Partner”とも言われる副大統領候補の指名は、党内の結束を図るためのものであると同時に、本選挙において「大統領候補が持っていないもの」を補完するためののものである。

近年の大統領選挙においては、副大統領候補が大統領候補と似通った人物であることはあり得ない。大統領候補のバイデン氏が、白人男性であり、カトリックであり、東部のデラウェア州を地盤としているのに対して、ハリス氏はジャマイカ系、インド系の血を引く女性であり、プロテスタント(バプテスト)であり、西部のカリフォルニア州を地盤としている。

人種的、宗教的な多様性のあるアメリカにおいては、一人の人間の属性で全てをカバーすることは難しい。それゆえ、大統領候補にないものを副大統領候補が補完し、副大統領候補にないものを大統領候補が補完することで、より多様性を受容できる態勢を整える必要がある。