(ブルームバーグ): ソフトバンクグループはシェアオフィス事業を手掛ける米ウィーワークへの資金コミットメントを11億ドル(約1180億円)増やす。ブルームバーグ・ニュースが入手したスタッフ向けメモで明らかになった。ウィーワークは契約件数の減少をもたらしている新型コロナウイルス危機を乗り越えようと取り組んでいる。

メモはウィーワークのキンバリー・ロス最高財務責任者(CFO)が書いたもので、広報担当者によって内容が確認された。今回の投資は担保付きシニア債の形で行われる。これによってウィーワークの手元現金および未実行の現金コミットメントは41億ドルに増加するという。

ロスCFOは「ソフトバンクが当社ビジネスを引き続き支援していることをあらためて示すものだ」と説明。「新型コロナウイルス感染症(COVID19)はわれわれのビジネスに影響している」と指摘した。

ウィーワークの4-6月(第2四半期)売上高は8億8200万ドルと、前年同期比9%増加したものの、1-3月(第1四半期)の11億ドルから減少した。4-6月期の契約件数は前期比12%減の61万2000件だった。

明るい兆しもある。ロス氏は「世界規模で柔軟性を目指している複数の主要企業から新たな需要が見られている」と指摘した。

ソフトバンクGのビジョン・ファンドはウィーワークの株式評価損が響き、多額の損失を計上している。

原題:SoftBank Commits $1.1 Billion to WeWork With Membership Sliding(抜粋)

(3段落目以降にウィーワークCFOのコメントなどを追加して更新します)

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