この考察はなかなか興味深い。 『たとえば、もし失敗したならば、そのような制度やガイドラインがあったからだとか、上司に命令されたからとか、専門家に言われたからだ、という形で常に言い訳ができるのである。 それゆえ、このような他律的行動ばかりしている人間には「責任」の概念は成立しない。というのも、その行動の原因は常に自分の外にあるからである。 カントは、このような他律的な人間行動を「理論理性」内に留まる行動であるとし、そのような行動ばかりする人をいまだ未成年状態にある人間だとし、啓蒙が必要なのだという。』 合理的に失敗しているか。
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