「リンゴ」の危機は座視できない 香港の報道・言論の自由「最後の砦」
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中国共産党は、大陸内で自由に言論統制を行っていますから、香港市民の熱烈な「苹果」支持の行動は理解できないかもしれません。中国共産党は、香港の民主派弾圧を止めることはないでしょう。憲法をも超越する権力を持つ中国共産党に意を唱えることは、中国では許されないことなのです。中国共産党に過ちがあってはならず、何があっても正しくなければならないのです。ですから、中国国民は一人残らず中国共産党を完全に支持しなければならないのです。
しかし、民主主義が根付いた国や地域では、そのような主張は通りません。政府であろうと政治家であろうと、過ちは犯すのです。政府や政治家は、国民がそれらを評価し、選挙を通じて審判を下すのです。香港には民主主義や言論の自由が根付いているでしょう。大陸寄りの姿勢を示して経済的利益に与ろうとする人たちももちろん多くいると思いますが、人権が侵害され、自由や民主主義が奪われることを快く思っている人は少ないでしょう。
中国共産党が実力で民主派を抑え込もうとしても、自由や民主主義を守ろうとする人々の反発はますます強くなるでしょう。中国共産党が考えているほど、民主主義の根付いた社会は弱くないかもしれません。自らの意思で行動する人たちは強いのです。