日本マクドナルド、1―6月期営業益は0.7％増 通期予想は据え置き

［東京　１２日　ロイター］ - 日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が１２日発表した２０２０年１―６月期の連結決算は、営業利益が前年同期比０．７％増の１４８億円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い営業時間の短縮や店内客席の使用中止などの対応を実施した一方で、テイクアウトやドライブスルー、デリバリーが伸長した。通期業績・年間配当予想は据え置いた。

１―６月期の売上高は２．０％増の１３９２億円、純利益は４．９％減の９２億円だった。４―６月期の既存店売上高は、前年同期比５．７％増で１９四半期連続のプラスとなった。

通期の連結営業利益予想は前期比３．５％増の２９０億円。売上高は１．９％増の２８７０億円、純利益は７．８％増の１８２億円をそれぞれ見込む。年間配当は、前期同様に１株当たり３３円となる見通し。

(新田裕貴)

コメント

注目のコメント

• Okada Takashi

  SmartHR データアナリスト・データサイエンティスト

  ・2020年08月12日

  "２０２０年１―６月期の連結決算は、営業利益が前年同期比０．７％増の１４８億円だった。"
  "１―６月期の売上高は２．０％増の１３９２億円"
  
  1-3月の営業利益は前年同期比-8.2%だったので、ここにきて盛り返してきましたね。
  一方でマックはフランチャイズ店舗数の方が多く、現状はフランチャイズからの収益によって営業利益率が回復しているように見える可能性もあるのかなと思ってしまいましたが、どうなんでしょう。
  あと、直営店舗数が前年度末から30店舗減っているのも少し気になりました。
  
  
  ■日本マクドナルドの直営・フランチャイズ店舗数
  直営店舗数：886店→856店
  フランチャイズ店舗数：2,024店→2,049店
  
  
  ■日本マクドナルドFY20Q2決算説明資料
  https://ircms.irstreet.com/contents/data_file.php?template=1547&brand=74&data=280366&filename=pdf_file1.pdf
• 内藤 修

  帝国データバンク 情報統括部 情報編集課長

  ・2020年08月12日

  米マクドナルドの持ち株売却観測もあり、好調な業績に比べて株価は上値が重い展開が続いている
• 大杉 亘平

  医療系ベンチャー

  ・2020年08月12日

  飲食店が軒並み厳しい中、テイクアウトしてもお店で食べても満足度が変わらないようなお店が頑張れていますね。
  
  子供がいるのでよくマクドナルド利用する且つテイクアウトするのですが、アプリオーダーだと並ぶことなくサラッと受け取れてすごく便利なので業績好調なのもよくわかります。
  
  ただ、アプリオーダーは注文確定するとすぐに作り始められちゃうので、店の近くまで行ってから注文確定しないといけないことには十分にご注意を。