[パリ 11日 ロイター] - フランスのデータ保護監督当局・CNILは11日、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に関する訴えが5月にあったことを受け、同アプリに対する予備調査を行っているとロイターに明らかにした。

TikTokを巡っては、プライバシー懸念から米国や欧州連合、オランダの当局が既に調査に入っている。CNILは進行中の欧州における調査にも参加しているとした。

TikTokは「TikTokユーザーのプライバシーと安全を保護することは、われわれの最優先項目だ。われわれはCNILの調査を把握しており、全面的に協力している」とした。