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先進国を中心としたワクチンの獲得合戦が活発化してきています。これは”vaccine nationalism”とも称される動きであり、各国の国民への安全保障の意味合いとともに、政治的な意味合いも見え隠れします。

ここで問題視をしなければならないのは、ワクチンは先進国優先でいいのかという点です。

有効なワクチンが入手できたとして、出来るだけ多くの命を守るため、またパンデミックの規模を最小化するためには、国に関わらず持病のある方や最前線の医療者を優先的に接種対象とする、あるいは感染流行が爆発する予兆のある地域に優先的に普及するなどの動きが本来理想的です。

パンデミックでは、リスクを世界で共有しているため、本来このようにグローバルな視点で物を考える必要があります。WHOなど国際的な機関の役割が必要とされる領域です。
モデルナ株は時間外で11%以上プラス。効果の持続度は大規模な治験結果を見る必要があるけど、副作用大きくなく抗体増が見られることはほぼ間違いないよう。mRNAを用いた新しい手法でスピーディに開発進んだ事は快挙。コロナでバイオヘルスケアへの資金流入加速しそう
私は疫学の専門家でも医学の専門家でもありませんが、他のピッカーの方がグローバルな課題として的確に指摘された点は、米国内にも当てはまると思います。特にウイルスが変異を繰り返し、その度に新たなワクチンの接種が必要となった場合、経済的な弱者が対象からこぼれ落ちてしまうことが懸念されます。

そうなると、単に景気回復が浸透しないといった問題に止まらず、経済格差に対する不満が一層強まって、米国社会のサステナビリティにも波及しかねません。他国の政治体制を批判する以前に、自国の民主主義をしっかり守る努力が重要な局面にあると思います。
現実的な解としては、先ずは先進国でワクチン接種をしてグローバルでの経済と政治に落ち着きを取り戻すことが必要だと思います。
特にアメリカは、今のままでは恐らく一定の抑え込みも無理なので、ワクチンを一番必要とするでしょう。

経済力がない発展途上国については、WHOが音頭を取り、開発費は先進国での販売で回収した上での製造実費で供給するのが理想だと思いますが、WHOから脱退を決めたアメリカがどう出るか?アメリカは開発費をかなり負担していますので、ここでもやはり中国との駆け引きになるかと思います。

今は世界的な金余りで株価だけが上がっているので錯覚してしまう可能性がありますが、先進国の実態経済はかなり痛んでいます。先ずは、これを元に戻さないと、西側諸国は腰を据えて中国に対抗出来ません。

今の中国の横暴ぶりは、コロナに振り回されている西側諸国の足元を見て確信犯的にやっていると感じています。
安定して評価の高いモデルナ。米企業なのでアメリカにはコントロールもたやすいでしょう。

政府はパンデミックの時に安心感を広げるためにワクチンや医療器具の整備について「大きな数字」を発表することで鎮静化を図ります。ただ実際のオペレーションはその時の数字の半分以下だったり、期限通りの実施や効果がなかったり、優先配分によりそもそも政界や医療などの関係者以外には1年経っても行き渡らないことが過去パンデミックごとにいつも起きています。人工呼吸器の調達や病床数でも似た事が起きました。アベノマスクも私にはまだ届かないのですからその一例でしょう。

今後もそれが起きる可能性は高く、コミットをどう確実に行えるかの計画を今のうちから立てて実行と見直しが即機能できるようにするワクチンチームを発足させるべきです。

それがもしないなら、いざワクチンなどができて配分の時に優先度をどうする、数が足りないなどゴタゴタしだし、挙句、竜頭蛇尾。これらの約束はまだ話半分で見ておくのが現実的でしょう。あとで落胆しないように。
WHOへの信頼が低下しておりどの国もワクチン供給は自国を最優先するでしょう。日本の大阪大学やアンジェスに期待しています。
モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、米国政府が「1億回分」の供給を受けることで同社と合意したそうです。