【3分解説】孫正義が語った「守りの経営と現役続行」
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注目のコメント
ソフトバンクGの短信ほど読み込むのが難しいものはない…①は去年のQ1、②は今回の決算。同じ2019年Q1に注目すると、売上高・粗利が大きく変わっている。Sprint売却の影響で、継続事業が変わっているからで、2019年度分まではデータとして四半期単位でRestateされたのが出されているが、その前までは分からない…
四半期で見ないで、というのは、ソフトバンクGの実態を見ればその通りだと思う。ただそうだとすれば、常に現状に対してRestateしたもので過去5年分くらいのBSの状況や通算損益(未実現+過去の期間ごとの実現損益の累積)などを開示したほうが良いと思う。決算説明資料は都合がいいところだけ四半期で議論をしていたりする。
例えば分からない中でも、過去の資料で数字整合するSVFの投資損益を見ると、2020Q1は約3000億円の黒字となっているが、2018年・2019年と合算すると約-2500億円でマイナス。もちろん当たりはずれはあるだろうが、NASDAQは過去最高値、である。
①https://bit.ly/31GjjUR
②https://bit.ly/2DWkCXs最終損益が四半期ベースで過去最高益にもガードを固める孫会長が印象的でした。孫会長の発言を中心に、ソフトバンクGの過去最高益決算、防御、孫会長の現役続行について、さっと読めるようにまとめました。
現役続行発言や上場株への投資の新子会社設立をみると、パンデミック(世界的大流行)が去った後には、またアグレッシブに投資を再開しそうです。
追記
上場株の投資子会社は投資したい孫さんと、とはいえ危機の中で流動性は残しておかなきゃという守りの方針との落とし所のように感じます。昨日の一番のハイライト
「実際に、70歳になったらですね、やっぱり健康に自信がないということで引退するかもしれません。
しかし、医学が進歩して、人々の平均寿命もはるかに延びました。
去年の夏、1カ月で3回もゴルフでパープレイできた。(ゴルフで、各コースで定められた規定打数以内でプレイを終えること、難易度は高い)
こりゃ、まだまだわしゃ現役だ(笑)」