来県者にコロナ検査、沖縄で条例検討 陰性の観光客に「検査済証」発行
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8月7日の記者会見で、新型コロナ対策分科会の尾身先生に「沖縄の感染状況」について聞きました（録音51分経過）。
https://www.youtube.com/watch?v=-C4_OkJWMZw
分科会が決めた「六つの指標」のうち、沖縄県はステージⅢ（感染急増）、ステージⅣ（感染爆発）に該当する指標が、それぞれ二つあり、容易ならざる状況です。
私の次に質問した「琉球新報」の知念さんが、沖縄県を対象とする「緊急事態宣言発令」について質問。これが、この日の会見のハイライトでした。
尾身先生は、我々の質問に逃げずに答えてくださいます。ご覧の皆さん以上に記者に人気があります。尾身先生がいなかったらと思うと、ゾッとします。「ＧoＴo」推進の政府は全く信用できませんから。
沖縄の流行には「米軍由来のウイルス」による感染拡大の恐れがあります（非常に怖い！）。尾身先生は、国立感染症研究所が米軍由来の懸念がある感染者から採取したウイルスの「遺伝子解析」に、大急ぎで取り組んでいることを明らかにしました。
記者が尋ねたこと以上の懸念材料についても
情報提供してくれるから不安が消えます。
「リスクコミュニケーション」のお手本です。検査で陰性でも、引き続き3密回避、手洗い励行を継続する旨は変わりません。
アメリカの子どもをのサマーキャンプの事例はそれをよく物語っています。
全員が参加前に検査陰性を証明していても、油断すれば感染爆発してしまうのです。
https://www.asahi.com/articles/ASN823638N81UHBI017.html
観光業の方には残酷かも知れませんが、以前と変わらない気楽さで観光して飲食を楽しむことは今は不可能。検査で陰性だったとしても、今はまだ油断せず、用心しながら行動して楽しんで下さいと、観光客の方にはお伝えください。観光業が成立しないとやっていけない沖縄県としては、これはこれでありだとは思います。
空港で検査を受けて、プライベートビーチがあるホテルに直行して、お土産物を買い、静かにごはんを食べて貰いたいのですよね。今、沖縄に落として欲しいお金は、そういう感じなのでしょう。
ただ、既に感染者密度は那覇市の繁華街などは東京都以上だと思うのです。そして、どんなことがあっても歓楽街に行く人は行くらしいので、歓楽街に関しては、やはり地元民を守ることを主眼にした方が良いのではないかと思います。
