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再選に向けてかなり焦っているような印象が拭えません。
コロナ禍は、それまでの既存秩序に挑む(その実は?ですが)として意気揚々に出現した各国の指導者に、強い逆風を与えています。
対抗馬の政治家が適切な危機管理をなしえるかは別問題ですが、そうした人もまた大衆迎合主義に終始しているようにも見えます。
要するに、有権者の良心が、我が国を含めた世界各国で求められているのだろうと考えます。
異例の対策というが、失業給付増額の延長というのは予算を伴う措置なので大統領令を出しても意味がないと思うのだが…。しかしパフォーマンスで喋るならともかく、憲法上の越権行為を、法的効力のある大統領令に署名するなんてちょっと考えられない…。
金額を巡る様々な思惑・対立がある。
失業給付は、7月末まで600ドル/週だった。そしてそれを維持しようとしているのが民主党、減らそうとしているのが大統領・共和党。
現実サイドとして、600ドルの水準は、シカゴ大の調査によると68%の失業者が以前の給与水準を上回る失業給付を上回っている状態で、就業するディスインセンティブとなっているというもの。だから、7月後半の議論では、最初週100ドル、それが200~300ドルを目指していた(①)。
一方で、選挙に向けて票を取りたいという思惑や、州政府の財政を救いたいという思惑も混ざっている。だから、各者とも維持をしたい思惑でも妥結しない。
今回の失業給付のスキームについては、②のWSJ記事や③のAxios記事に詳しい。75%を連邦政府が負担、その財源は緊急災害基金となっていて、現在の残高700億ドルのうち440億ドルを割り当てる。この財源が切れるまでか12月6日までを期限としている(失業者1600万人として、75%負担だと9.2週分。今後給付して11月末くらいまでか)。
また失業給付の上乗せ以外に住宅立ち退きの一時禁止と貸手への金銭補助、給与税の納税猶予、学生ローンの返済・金利の猶予。給与税は年収10万ドル以下が対象で、6.2%の手取り増に相当する(6.2%ずつ労使が払っている税金)。ただ猶予であって、来年以降の税金が増える可能性もあると考えると、雇用者が実際に従業員に繰延せずに手渡すかは不確実とWSJ記事では指摘がある(特に解雇・転職の場合はそれを回収できずに来年以降納付になれば、企業は丸損)。

https://newspicks.com/news/5092711
https://on.wsj.com/2PzGtXh
https://bit.ly/3akE9NL
トランプ大統領なのでこの対応は「想定内」(そして支持者は満足)なのですが、連邦政府支出権限は議会なのでどう考えてもありえない動き。民主党だけでなく、サス上院議員のように一部の共和党議員も「違憲」と発言。
選挙対策とはいえ、経済をドライブする政策を打ってくれるのは国民的にはありがたいことかと。一方で、我が国は苦労してあげた消費税は下げたくない、とか、新型コロナ増税だ、炭素税だとこの場に及んで増税話が出てくるほど。

差は歴然としてますよね。
トランプ大統領が「新たな経済対策の与野党協議が行き詰まったとして、議会での合意を待たず、失業給付加算を減額した上で延長する大統領令に署名した」という記事。トランプさんの悪口を言う人は多いけれど、彼は時代が生んだ指導者なのである。対立と混乱と躊躇を続けていると、社会、経済、国家、医療体制が破綻してしまうかもしれないのが2020年の国際社会。トランプさんの発言、発信、署名が日替わりで新聞の記事になっているが、どういわれようとも、彼がたくさんの仕事をしていることははっきりしている。それもスケールがでかい。冷戦後の米国の対外政策の前提を覆す発言、議会の役割より大統領の署名が大事だといわんばかりのパーフォアマンス。それを社会が必要としているようにも見える。コロナ感染拡大、米中対立、中国の唯我独尊の外交・軍事政策、戦後発足した数々の国際機関の行き詰まりなど国際社会は混乱期のさなかにある。そこで大国の指導者のイニシァチブはこうあるべきだという見本を見せようとしているのがトランプさん。アメリカ人の気質に合っているのかも。11月の大統領選挙で「吉」と出たりして・・・。
これで民主党は妥協できなくなった。大統領令に脅されて妥協したという形式になってしまうからだ。しかも議会軽視も許してしまうことになる。
大統領令となれば、根拠はコロナ下の非常事態における国家的な危機という大義名分になるのであろう。既に決まっている予算の付替を行うか、あるいは災害被害時に使用されるFEMAの積立金を使うか、メキシコの壁の建設費を流用するかも。いずれにしても、これが許されるなら議会など不要なわけで、ゆくゆくは最高裁で違憲とされるであろうが、トランプ大統領はそんなことは百も承知で動いている。中国は、この米国の醜態をどう感じていることか。
トランプ大統領は、新型コロナウイルスにより影響を受けている方々に対し、経済的救済をさらに拡大することを目的とした一連の大統領命令に署名しました。

本件、米国のメディアは一斉に速報で伝えています。
[Trump signs orders aimed at extending some pandemic relief after Congress fails to reach a deal]
https://cnb.cx/3a66mHV
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The president’s orders extend unemployment benefits, provide a payroll tax holiday, defer student loan payments through 2020 and extend the federal moratorium on evictions.
Trump will extend the unemployment bonus at a reduced level of $400 per week, instead of the $600 per week federal unemployment insurance that was approved in March and expired at the end of July.
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【トランプ大統領 追加の経済対策で大統領令署名の考え】
https://newspicks.com/news/5134450/
そういえば…
私の記憶が正しければ、メキシコ国境との壁費用も大統領令を使い議会に妥協を迫りましたよね。
→もし違っていたらご指摘ください

トランプ大統領にはトランプ大統領なりの直感的な大統領権限の理解があるのかもしれません、それが正しいかどうかはともかくとして。

10%を超える失業率の中で、この増額は取り敢えずは困窮している方には有り難いはずですが、それでも各地で人種差別に対するデモが続いたら、今のアメリカは、かなり深刻な政情不安だとも言えるのではないでしょうか?

その場合には、やはり根底はコロナ感染者の状況が先進国の中で、突出して悪いことが原因だと思います。
つまり、ばらまき政策をしても、コロナが鎮静化に向かわない限り、アメリカの混乱は続くのだと思います。
ということで、引き続き目が離せないです。
大統領選で劣勢と言われているトランプ大統領、必死ですね~。

経済が好調であれば再選も容易だったのかもしれませんが、コロナは再選に大きな逆風になっていますから。