【ソウルからヨボセヨ】ソウルを洪水から守る

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• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年08月08日

  いつも示唆に富む話を発信してくれるソウル在住42年の韓国通、黒田勝弘氏のエッセイ。ここに書かれているようにいまソウル市民の安全を守っているダムは日本の協力によって完成した。その他、高速道路、地下鉄、製鉄、自動車製造、電器器具メーカーなど日本の協力抜きにしては考えられないものが多い。飲水思源（いんすいしげん）、つまり「井戸の水を飲むときは井戸を掘った人のことを忘れない」という中国のことわざは韓国では通用しない。日本の貢献に対して「感謝の言葉を言え」と言っているのではない。「日本人は収奪だけを行い、朝鮮半島を利用し、朝鮮半島民族を抹殺しようとした。ナチスドイツと同じだ」という事実に反することは受け入れられない」と言っているにすぎない。これほど謙虚で控えめであるのが日本国民。それなのに朝鮮半島出身労働者問題、軍艦島の資料展示、慰安婦像と土下座像の騒動、日本企業の資産差し押さえ手続き・・・。日本人はもう、うんざりしている。