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美しい海に油が流れる写真、本当に心が痛みます。

写真をみる限り、燃料油の拡散防止のためのオイルフェンスは展張されてない模様。もしかすると、現場の波高が高すぎるのかもしれません。

船型によりますが、一般的なケープサイズバルカー「ばら積み船」の燃料タンクは、船体後方左右の各4タンクに1000トン前後積載できます。相当な量ですが、中国から航海していたことを考えると恐らく空タンクもあるはず。すでに乗組員によって、最も流出が抑えられるタンクへの移送は完了しているのではないかと推測します。

モーリシャスの離島なので、船体の固定や、環境汚染防止のための貨物や燃料の移送など難しい対応になると想像しますが、全力を尽くしてもらいたいです。
発生状況が全く異なりますが、6月にもシベリアでディーゼル燃料の河川等への流出事故がありましたね。いずれにせよ、一度地域が汚染されると現状回復が非常に困難です。https://rief-jp.org/ct12/103186

陸上や河川での流出と同じく、海洋でも吸着マット、オイルフェンス、薬剤、バイオレメディエーション、ポンプアップなどの対策可能性がありますが、地形によって対応策や成否が違ってきます。ポンプアップはうまくいっていないようですね。

油類の海洋流出は、漁獲量に影響を与えることはもちろんですが、水鳥や海洋哺乳類、海洋植物や植物プランクトンの光合成にも影響し、その地域の食物連鎖のバランス崩壊を引き起こします。最小限に留まったとしても、漁業への風評被害に繋がるでしょう。日本の事業者が関わっているということで、誠実・早急な対応が必要です。
世界有数の美しい場所なので一刻も早く対策が講じられ事態が収束に向かうことを願います。
本件は貨物船の燃料の流出なので排他的経済水域についてはおそらくバンカー条約が適用されると思います。その場合に船舶所有者・運航者は保険の付保(P&I保険)が義務付けられていて故意、過失がなくても責任を問われる無過失責任をが問われます(戦争や第三者の行為などによる場合などの一部例外はあります)。したがって、相応の損害賠償は想定できるもののお金では解決できない環境的な価値もあるので心配です。
モーリシャスは、人口130万人の島国ですが、1人当たりGDPは1万ドルを超えており、アフリカでは豊かな方の国です。これは、GDPの15%を占める観光業が急成長してきたことによる部分が大きいです。
 サンゴ礁の豊かな海は、ヨーロッパから多くの観光客を引きつけ、この国の人々の生活を支えてきました。
 貨物船は、海岸のすぐそばで座礁しており、サンゴ礁を漏出した燃料が覆っています。
 モーリシャス政府には、この状態を回復する力は無く、フランス政府などに支援を要請しています。
 コロナ禍で、もともと経済が壊滅的な打撃を受けていたモーリシャスにとって、もはや子孫の代まで影響しかねない国家的な非常事態です。
 なお、この商船三井の貨物船が座礁したのは7月25日で、燃料の漏出が始まったのは8月6日、8月7日には、「日本企業の貨物船による事故」として世界各地の大手メディアが大きく報じていました。日本で関心が持たれたのは、少し遅かったように見えます。

https://news.sky.com/story/mauritius-declares-environmental-emergency-after-mass-oil-spill-from-grounded-tanker-12044845
若い頃、仕事でオイルタンカーに乗船したことがあります。通常タンカーは二重底構造になっていますが、一般貨物船はドライ貨物を扱うことから二重底でなくてもOKなのかもしれませんね(漏れたバンカー燃料3800トンは、積荷でなく船自体の航行用のようですし)。

浜辺からこれほどはっきりと目視できる場所で座礁したことも衝撃です。モーリシャスにはかつて新婚旅行で滞在しましたが、本当に美しいところでした。天然資源への影響がこれ以上拡大しないことを切に願っています。
船のflightradarともいえるmarinetrafficで見てみると、マラッカ海峡から南アフリカ喜望峰を通過する主要ルート上にモーリシャスがあり、モーリシャス島の東側の空港近くの浅瀬に座礁している様子がわかります。
事故当時はモーリシャスの南で高気圧が発達しており、南東の風が強く吹き付けるような天候となっていました。ただし雨が降るような状況ではなく、特別何か悪天候であったという状況ではなさそうです。

南インド洋では現在季節的には冬で、南極に近い高緯度地方では低気圧が特に発達しやすく、「吠える40度」からのうねりが入り波が高く作業がしにくい状態が続くのではとみられます。重油流出事故に対応できる装備やノウハウなどの支援が求められる状況です。
インド洋の島国ですが、アフリカに分類されるモーリシャス。とても美しい海を持ち、観光が経済の基盤です。漁業や縫製業、金融も強く、インドとの関係が深いアフリカの国です。
モーリシャスはコロナの感染者抑え込みに成功しこの3カ月ほとんど感染者が発生しておらず、まさにいま観光の再開が議論されていたところでした。
これだけ技術が進化している時代に、何故、これだけ大きな船舶が座礁したのか?その理由が一切書かれていないところに大きな違和感がありますね。

このまま被害が拡大してしまうと、環境破壊と、その損害賠償の2つの面で大きな課題になると思います。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
商船三井も手をこまねいている訳でも、責任逃れをしている訳でもないのですが、今は普通に航空便も飛んでいないので、現地に社員を派遣と言っても大変なのだと思います。

モーリシャス自体が観光業依存している為、経済基盤も脆いはず。なんとも歯痒いです。
モーリシャスは、アフリカ大陸の東側にあるマダガスカル近くの島国です。

事故の近くは、Blue Bay Marine Park reserveという国立保護区の近くで、旅行客が訪れる有名ビーチが連なる地域です。

下記のリンク内でビーチの様子の写真が掲載されていますが、真っ黒に汚染されてしまっています。

▽CNNニュース
https://www.cnn.com/2020/08/08/world/mauritius-oil-spill-scli-intl/index.html

サンゴ礁が美しく広がるところだけに、自然への影響がとても心配です…