新着Pick

TikTokを失ったバイトダンスには何が残るのか?

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
190Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
これは、半分、わたしのNoteで書いた未来予想図(中国国内のオンライン教育事業にフォーカス)と重なりますね。

(TikTok本著者が語る、TikTok今後の動向:https://note.com/future392/n/na313ca80cf14


ただ、この記事で言及している内容で大きく違和感を感じるのが、欧州ではカントリーリスクが少ないこと、そしてゲーム事業であれば政治リスクが少ないという点です。

実際、TikTokは欧州では青少年が使うAPPとしての不健全性の懸念やイメージアップに非常に苦心してきました。また、ゲーム事業もテンセント 社が中国国内ですら「青少年の教育に良い影響を与えない」と政府に大きな規制を掛けられたりと、リスクを孕んでいます。

結局、そう言った部分を整理すると、いちばんリスクが少なく、かつ市場性の伸びと両軸で重なるのが中国国内市場でのオンライン教育事業とDOUYINのライブコマース周辺の拡充なのです。
-TikTokがバイトダンス全体の業績や評価額に及ぼす影響は限定的なものといえる-

そんなわけない事は考えるまでもないですよね。直近評価額が14兆円の会社のいち事業部門に5兆円を付けて買おうとしいている人がいる時点で。


-リスクの少ない地域に軸足を移すことだ。欧州などはTikTokが開拓を続けられる市場の一つだろう。-

これも誤り。中国企業の事業活動についての欧州における地政学的リスクは米国に準ずる程度には厳しいです。それは英国のファーウェイ対応やドイツはじめ各国の中国資本直接投資規制など見て明らかです。
企画能力、資本調達能力などをさておき、
中国には巨大なユーザーがあり、豊かになると、そこからどんどんヒットする商品が生まれる。
かならずゲーム、アプリにこだわるのではなく、
携帯関連のサービスはどんどん生まれてくる。
グローバルゼーションさえあれば、政府の力で強制に売却するだけの手段はあまりにも単純で、草原の草をぜんぶ抜き取ることはできないのと同様。
バイトダンスがTikTok以外に新たなグローバルサービスを開発しても、同様の理由で利用禁止措置を受ける可能性は常にあります。
中国が共産党による独裁を改め、自由、民主、人権、人道を尊重するよう変わらない限り、新たな冷戦構造の中でグローバル市場からは拒絶されるでしょう。
AppleとSteve Jobsの歴史をみればわかるでしょう。

ByteDanceと張一鳴さんも、同じ、または似た道を歩むのだと思います。

SteveがAppleを解雇された時に比べれば、TikTokを失うことは、まだ最悪とは言えないかもしれませんよね。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
分断されたマーケットがまだ残っています。これが融合できるかは両政府次第でしょう。