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「未承認ワクチンの大量生産」に未来を賭けるインドの大富豪

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    インドは世界最大のワクチン生産国で、世界中に予防接種用のワクチンを供給しています。インドの数あるワクチン製造企業の中でも、「ワクチン王」として知られるプーナワラ家は、タタ財閥の創業家と同じでゾロアスター教徒(ファルシー)の一族です。
     インドは、ワクチンに限らず、世界有数の製薬大国ですが、いわばジェネリック医薬品大国です。どうもインドは日本や中国とはかなり違う社会で、家電製品や自動車といった機械製造で世界の工場となり、高度経済成長を果たす、ということは、なさそうです。しかし、ソフトウェアや製薬といった知識集約型産業で急成長を続けています。インド社会の複雑さと多様性、社会的な分断によって、知識階層の非常に長い歴史的伝統から、プーナワラ家のような起業家が輩出されています。
     インドは世界有数の製薬大国ですが、いわばジェネリック医薬品大国です。インドの多岐に渡る医薬品製造は、インド政府が率先して国際特許を無視することで、可能になっています。インド政府がTPPやRCMPといった多国間の自由貿易協定に加盟したがらない大きな理由の一つでもあります。そうして、プーナワラ家の出身地であるムンバイとその近郊は、世界的な医薬品生産の中心地として成長してきました。
     インドで生産されたワクチンを含む医薬品は、国連や国境なき医師団にも使用されており、途上国の劇的な感染症減少や児童死亡率の減少を実現させました。インドのジェネリック医薬品は、インドにとってもですが、その他の世界中の途上国の医療に不可欠です。
     とにかく、医薬品を、何十億という単位で、世界中に行き渡らせようとすれば、インドで生産するしかありません。インド政府も、新型コロナウィルスの世界的流行に際して、インドの医薬品産業が主導的な立場に躍り出る一大機会と見ているところがあり、新薬・ワクチン開発の支援や、医薬品の輸出統制に非常に積極的です。

    印セラムがコロナワクチン 生産最大手、低コスト
    https://r.nikkei.com/article/DGXMZO60994890Q0A630C2FFJ000?unlock=1&s=3


  • ピンキー 新規事業の何でも屋

    "私財を投げ打つのも「富豪の務め」"

    富豪になれたのは、富豪であり続けられるのは、そのビジネスを必要とする顧客がいるから。

    ノブリス・オブリージュ。世界の危機的な状況にこそ、社会的地位を持つ物は社会的責任と義務がある。


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    NCB Lab. 代表

    私財を供出してまでもワクチン製造にかける。その志の高さに感銘しました。


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