トヨタ、4~6月期は74%減益 コロナ禍、原価低減で黒字確保
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売上高が40%減で損益分岐点が80%だと、普通は赤字。それでも黒字が確保できたのは、ひとえにコストコントロールと1台1台を丁寧に販売し、隅々まで利益確保の努力を積み上げた結果だ。広瀬工場売却益のツキもあった。
「すごい」「さすが」で片づけるのはアナリスト的ではないが、「すごい」「さすが」なのである。総資産の3分の2が金融資産のトヨタ。自動車ローン需要もしっかりかくとく。原価低減とかより金融利益が効いての黒字確保のよう。すごい
自動車事業は865億円の営業赤字だったが、金融事業が922億円の営業黒字だったことを主因に、Q1何とか営業黒字。さすがという印象。
トヨタの決算も出てきたので、改めてQ1業績を各社。
売上→粗利率→営業利益率の順。カッコ内は前年比もしくは前年値。
トヨタ:
4.6兆円(-40.4%)、11.9%(18.8%)、0.3%(9.6%)
ホンダ:
2.1兆円(-46.9%)、16.7%(20.8%)、-5.4%(6.3%)
日産:
1.17兆円(-50.5%)、8.4%(14.2%)、-13.1%(0.1%)
SUBARU:
4570億円(-45.2%)、17.2%(22.1%)、-3.4%(11.1%)
スズキ:
4253億円(-53.1%)、32.9%(28.8%)、0.3%(6.9%)
マツダ:
3767億円(-55.6%)、19.5%(21.5%)、-12.0%(0.8%)
三菱:
2295億円(-57.2%)、1.4%(15.0%)、-23.2%(0.7%)