[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、オバマ前大統領が提案した投票制度の見直しに否定的な考えを示した。また人種差別問題の解消には経済や雇用の「成功」が鍵を握ると強調した。

オバマ氏は先週の演説で、より大勢の人が投票しやすいよう投票日を休日と定めるほか、期日前投票を拡大したり、投票所を増やすことなどを提案した。

トランプ氏はFOXニュースとのインタビューで、オバマ氏の発言を批判。また、新型コロナウイルス禍が雇用や経済を阻害しているとした上で「成功こそがわれわれを一つにまとめてくれる。これまで、とてつもない成功を収めてきたが、コロナによって邪魔された」と述べた。