[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米大統領選まで100日を切る中、野党民主党の候補指名が確定したジョー・バイデン前副大統領の陣営は5日、テレビやソーシャルメディア向けの選挙広告に2億8000万ドルをつぎ込む計画を発表した。

広告は主要激戦州とされるペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン各州のほか、共和党寄りのアリゾナやジョージア州などを含む15州で展開する。6000万ドルの費用はデジタル広告に充てられるという。

リサーチ会社のデータによると、再選を目指すトランプ大統領の陣営は、秋に11州で展開する選挙広告費用として約1億5000万ドルを確保しており、バイデン陣営の広告費用はこれを上回る。

現時点で、トランプ陣営の広告支出はバイデン陣営を大きく上回っている。