グーグルが米6銀行と提携で「Google Pay」の金融サービスを強化
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注目のコメント
プラットフォーマー規制の潮流を鑑みると、データを活用した直接的なマネタイズというのは考えづらく、データの利活用については慎重に設計すると思います。
しかし、プラットフォーマーが金融サービスを統合した決済サービスを提供する事で、決済や金融サービス専業の会社が直接ユーザ掴むハードルがより上がっていくのではないか?という懸念があります。
他方で、従来の金融機関の中でも、変化に柔軟な事業者は顧客接点の部分をAppleやGoogleといったプラットフォーマーにおいて、バックエンドの仕組みを提供するポジションにシフトしていっています。
ユーザから見た時の金融機関の立ち位置が大きく変わっていくかもしれません。今回新たに6行と提携し、合計8行になりましたが、クレジットユニオンという小さな銀行とも提携しています。それはコミュニティのニーズにあった金融サービスを提供するため。提携先は今後も増やしていくとのこと。
グーグルは普通預金と貯蓄預金の両方のバンキングサービスを提供する計画です。アップルはクレジットカードのApple Cardで顧客を囲い込もうとしていますが、グーグルは口座をベースに総合的な金融サービスを提供しようと目論んでいます。
与信が不要なだけに、幅広い層を取り込めるのでGoogle Payは優位かもしれません。Amazonがなかなか金融にシフトしてこない…
個人的には3年以内に本格参入すると思っているものの、5年10年20年といった目先のチャリンチャリンビジネスではなく、もっと先を見ているからなのか…
さっさと金融事業をやった方が経済圏が出来上がり、誰も勝てないゲームになると思うのだが、Googleの動きに連動して、何かが動きそうな予感がしますね。