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いやー。人間の心理って面白いですね。
古くから299円とか、1980円とかの価格設定は消費意欲を喚起すると言われてましました。単品ならもちろんそうなんでしょうが、サイゼリヤのように組み合わせて注文する場合は計算のしやすさ、割り勘のしやすさも大事という分析でそれも納得感があります。1000円ガチャ、という企画がバズったというのも面白い。「たった1000円なのにこんなに食べれた」という体験が語感でパッとわかるあたりも(自ら仕掛けたわけではないかもですが)PRとして秀逸です
そして意識してなかったですがそもそも税込み表示なんですね。端数の設定しときながら会計時には消費税がかかり、「なんやねん」と思うことも多いので、そこも含めてさすがですね
客単価が上がった、とは驚きました。
当初は、1円値上げで客数が減ったという記事が出ていて心配していましたが、これまでが破格に安過ぎる価格設定だったので、実際は顧客にしっかり受け入れられたという事ではないでしょうか。私も先日、ランチに伺いましたが、まだまだお得感満載で客数もほぼ埋まっていました。
レジ処理にかかる時間も30%カットできたという事なので、運営コストダウンにも繋がり、素晴らしい効果がありましたね。
顧客の購買心理を突いた良い事例ですね。経営者が学ぶべきは心理学ですね!
今まで低単価業態では「298円」のように中途半端な値付けの方がお値打ち感を訴求できる。と定説のように言われていました。反面予算のわかりやすさも単価を上げる中では大切な中、今回の結果は面白いですね。
・自分の注文合計額がぱっと分かるようになると安心して頼み易い
・牛丼業界のように直接のど競合がいないと価格弾力性が低い
・一部の商品は値下げしていることによって値上げが心理的に受け入れられ易い
という感じなのでしょうか。面白いですね。
色々面白い。
まず、記事で堀埜社長が様々な数値に対して10%ではなく1%の単位で議論をしているのが、本当にサイゼリヤらしい。
そして価格改定についても仮説をもって試されているし、その結果も価格でのアップサイドよりオペレーションの効率化だったのが面白い。そして、そのうえで想定もしていなかった効果が出てきたというのも面白いし、これまでプライシングで常識とされていたものとは反対の結果。一方で、1000円ガチャとかは愛されているサイゼリヤだからこそ、という気もする。
以前の299円とかそれを理由に安く感じることもなく、正直鬱陶しかったので値上げ以上に印象が良くなりました。(最近全然行ってませんが)

ただ、客単価が上がったのは必ずしも価格設定の影響ではないかもしれないと思います。コロナで旅行とかが減って、お金の使い道の意識が変わった影響の方が大きい気がする。自分も外食したときぐらい多少お金を気にせず好きなもの注文しちゃお、と思って最近たくさん注文する傾向にあることが実体験としてあります。東京都のコロナ対応とかみて、せっかく美味しいご飯を作ってくださる飲食店にお金をいつもより多く落とすのは今は悪い気がしないんですよ。

(ミラノ風ドリア好きです。半熟卵のせで。)
価格を考える上で大いに勉強になる記事です。
価格をキリ良くすることで、お客様は
・計算しやすくなる
というメリットが発生し、
・キリ良く合わせようとして客単価が上がる
・会計にかかるオペレーションコストが下がる
という大きな成果につながりました。

商品単体で価格を考えるのではなく、客単位で考える。
素晴らしい戦略です。

しかも、分母が大きい会社のデータですから、
これだけで値千金の実証結果だと思います。
会計にかかる総時間や個別会計の割合を「きちんと計測されていたこと」もサイゼさんの強み。
また値上げが出来るのも、会計手間を減らす面もあるでしょうが、根底には「きちんと顧客に愛されてた」からかと。1円どころか50円値上げしてもサイゼに行くという方は僕だけでないはず。
サイゼリヤの1円値上げによる効果が面白い

ミラノ風ドリア299円→300円
→会計にかかる総時間30%減少

50円や100円刻みの値段設定
→客単価ご700円前半→1000円近くまでUP

そして知らなかった、サイゼリヤはずっと"税込み"の価格表示
イタリアンレストラン「サイゼリヤ」ほか外食チェーンを展開。素材から店舗までの製造直販システムによる低価格での商品提供が強み。中国中心にアジア地域へも展開。
時価総額
2,697 億円

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