イタリアで大規模抗体検査 感染確認の6倍以上が感染か
NHKニュース
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この記事から学びがあるとすれば、タイトル部分よりもむしろこちらかもしれません。
「抗体がある人のうち27.3%が発熱やせき、味覚の異常などの症状を1度も経験しなかったということです。」
他にもいくつか同様の報告がありますが、感染者のうち経過中無症状でい続けるのは、いずれの報告においても3割程度、多くても4割程度です。無症状者の割合は、人種を超えてこの程度の割合のようです。サンプル調査を悉皆調査に変えるようなものですので、いっきに感染者のカウントが増えますが、その際のサイズ調整をきちんとして報道なり分析をしないと、ミスリードを招くことになると考えます。
またサンプル調査でもトレンドは把握できるもので、ゆえにサンプル調査が行われます。無自覚でも発症しないなら良し、ご老体への影響は社会的な価値観、倫理観の問題ですが、囚われ過ぎも問題でしょう。
コロナ禍が深刻なイタリアがどのような結論を出すのか、見守りたいと思います。地域差は大きく、抗体陽性率はロンバルディアで7.5%、シチリアでは0.3%だった。年齢的に見れば、0〜5歳の子供(1.3%)と85歳以上(1.8%)で少なかった。なお、医療従事者の5%は陽性で、一般人の2倍である。