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世界的な経常収支不均衡、20年はコロナ禍で一段と縮小=IMF

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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    それぞれの国が得意なところに集中して価値を生み出して交換すれば、世界の国々が全体として豊かになるというのが貿易を促進する理由です。米中摩擦やら新型コロナウイルス問題やらが重なってモノやサービスや資本や人の交換が減れば、世界全体が貧しくなりながら経常収支の不均衡が小さくなるのは自然な動きです。そんななか「一部の資源輸出国や観光依存度が高い国の経常収支は赤字に転じる恐れがある」というのは、資源輸入国の我が国にとっても他人事ではありません。
    日本が貿易収支で黒字を稼ぐ国から所得収支で稼ぐ国に変わって久しいとはいうものの、我が国の貿易収支の中身は特殊です。エネルギー資源の輸入で中東向けを中心に大きな赤字を出して、自動車を始めとする工業製品の北米向け輸出で大きな黒字を出して、全体を均衡させているからです。中東やオセアニアから輸入するエネルギー等の天然資源の輸入はコロナ禍でもそれほど減らないけれど、自動車など“不要不急”な製品の輸出は急激に落ち込みます。そのため、今年2月まで2兆円を挟んで動いて来た毎月の経常収支の黒字が、3月は9千億円。4月は2千億円、5月は8千億円と急減しています。原油価格が下がっていたので赤字には転落していませんが、いまの状況のまま原油が値上がりしたら、2013年の終わりから2014年の始めに起きたように、赤字に陥らないとも限りません。
    経常収支が黒字ということは、我が国で生み出した広い意味でのモノやサービスが我が国で余って、それを外国に売っているということです。政府が大きな赤字と借金を抱えても円と日本国債が信頼されている大きな理由の一つは、政府の赤字以上に民間が節約して経常収支の黒字を保ち、外国に350兆円もお金を貸しているからです。この構図が崩れたら、円と国債の価値が急落して国民が一気に貧しくなることだってあり得ます。
    コロナ禍に伴う政府の財政支出の拡大は、経常収支の黒字を縮小させる要因の一つです。ここ暫く、経常収支の動きから目が離せません (^^)


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    世界の経常収支不均衡って、ざっくりと米国の赤字と米国以外の黒字の構図ですが、資源輸入国やデジタル関連輸出国は黒字拡大しそうです。


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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    そうした中、全く顕著に減らないドイツの経常黒字と貿易黒字は米国だけではなく各国から見ても摩擦の種だと私は思います。


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