焦点:マイクロソフトの賭け、TikTok買収は「もろ刃の剣」
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注目のコメント
米マイクロソフトにとっては、若年層のMSシェアを高める一連のコンテンツ買収の一貫としてポジティブだと思う。マインクラフトによりマイクロソフトは、幼稚園児から小学生というPCエントリー層を獲得した。彼らは小学生中期から中学生に向かいTikTokを利用しはじめる。しかしこの動きはPC利用層の増加やチャーン防止には働かない。また幼少期は親のアカウントで各種アプリケーションを利用していることもあり、ライフサイクルを通じたユーザデータの積み重ね、プロファイリングにはポジティブには働かない。だからマイクロソフトは、あくまで全年齢におけるMS製品占有率の引き上げと広告収入の獲得を目指しているものと思う。
CFIUSからの売却命令をチャンスとできるか否か
サービス自体は非常に面白いものなので、個人的にはぜひMSの本領発揮を期待したい
まぁしかしどう考えてもCIA/NSAがこのプラットフォーム放っておくわけはないでしょうね
米国版バックドアの設置も近いんじゃないかなTikTokを保有することにより、マイクロソフトがGoogleのように世間や公的機関から監視されるようになるリスクについて言及されています。
歴史的に見ると、マイクロソフトはWindowsの時に、市場を独占している、操作していると散々批判されて、創業者のビルゲイツ氏も悪者扱いされたこともありました。その結果、今は、批判されにくい立場を維持しつつも、アップルに次ぐ時価総額2位ですから、立ち回りがうまい企業となっている印象です。
TikTokには論点が多いですが、このエンターテイメント系SNSとビジネス系のLikedInの両輪を活用して、さらにビジネスを伸ばしていくはずです。