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系外惑星が多様であるように、地球外生命体も多様であって良いはず。例えば、宇宙空間のような過酷な環境に対しても強い耐性を持つクマムシのような。引用箇所のように、観測データと向き合って仮説を一つ一つ緻密に検証してゆくのが科学ですが、これから科学者を目指す若者には惑星科学や宇宙生物学は宇宙科学の中でも想像性を存分に発揮できる分野の一つだと思ってワクワクして欲しいと思います。

>追伸
太陽系外惑星のうち最も近いものでも地球から光速で4年以上かかる位置にいるので、そこに知的文明が栄えていたとしても地球に対してオンタイムでハードな物理的影響を与えるのは極めて困難だと思います。光速度一定を指導原理の一つとするアインシュタインの特殊相対性理論が破られない限り。

>引用
『太陽系にとらわれて、長い間、ホット・ジュピターを認識できなかった教訓を生かし、地球生命にとらわれずにデータ解析をしていくしかない。現実的な戦略として今、議論されているのは、生命は天体におけるエネルギー・物質循環の一部という考えのもとに、天体環境を観測して、無生物的にはあり得ないような「妙なデータ」がないか調べることである。例えば、地球大気に(不安定であるはずの)酸素大気が存在しているのは、光合成をする生物が、酸素を排出し続けているからだ。つまり、化学平衡にない大気成分は、生命存在の指標の可能性になるかもしれない。エンケラドスの噴水の分析でも、何か妙なものを見つけることがスタートになるであろう。火星では、すでに探査ローバーが表面を巡って妙な岩石や地形がないかを探っている。」
系外惑星研究の面白さを最初に知ったのは、2007年に井田茂先生に取材させて頂いたときでした。取材の過程で井田先生の著書「異形の惑星」を手にとり、時を忘れて読みふけったのを覚えています。

昨年、1つ目の系外惑星を発見したマイヨール、ケロー両氏がノーベル物理学賞を受賞し、当時の興奮が蘇りました。

その井田先生に今回、マイヨール氏らの発見の意義や、これまでの研究の歴史、さらに地球外生命の発見の可能性を含めた今後の展望まで解説していただきました。

その歴史は、固定観念に縛られることの弊害も教えてくれます。
おおお!!最高に熱く、詳細で正確な記事!!

僕は火星ローバーの人と思われているかもですが、記事の最後に出てくるエンケラドスの氷の割れ目に入っていって生命探査をするロボットの研究もしています:
https://www.nasa.gov/directorates/spacetech/niac/2020_Phase_I_Phase_II/Enceladus_Vent_Explorer/

ちょうど先日にフェーズ2の資金をとりました。今後2年間は火星をやりながらエンケラドスのこともやります!

【追記】ちなみに初の系外惑星発見のドラマ、僕も自著に書きました。その部分がこちらに無料公開されています。
https://koyamachuya.com/column/voyage2/95456/

この記事に書かれていないこと。当時、アメリカチームとスイスチームの熾烈な争いがありました。僕の記事はアメリカチーム側の視点から書いたもの。アメリカチームのリーダー格だったジェフ・マーシーも偉大な発見を次々として、ノーベル賞をとってもおかしくなかった。ところが2015年、複数の女性からセクハラで訴えられ引退に追い込まれました。完全に自業自得なので擁護の余地はありませんが、偉大な科学者の、惨めな引き際でした。
系外惑星の直接観測が次のステップ。酸素リッチなスペクトルが検出できたら生命存在の可能性はかなり高い
系外ではないですが、今、改めて、太陽系の惑星をみてみると、地球の奇跡としか思えない特異性に驚きますよね。

月との位置関係、月の自転周期と公転周期、太陽と地球と月の位置関係…これを奇跡と言わずして何と言えばよいのか。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
この連載について
サイエンスの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート